資格の勉強って思ったよりも忍耐力が必要ですよね。いざ「勉強しよう!」と決めて参考書も買って、それでもモチベーションが続くのは精々1週間かそこら。
他にも仕事やアルバイト、学校などやるべきことも沢山あって、資格の勉強だけに専念できないのも原因の一つです。ただ、そのような中でも試験に合格できる人と合格できない人に分かれ、その1番の理由は勉強法にあります。
始めにはっきり言っておくと、「資格取得のためのモチベーション」は個人の才能や資質によって左右されるものではありません。
適切なやり方さえ分かっていれば、誰でも資格勉強のやる気アップを行うことができます。
なぜなら、勉強方法というのは単純な知識だからです。知っていれば得有利になり、知らなければ不利になるというだけのことです。
この記事では、僕が資格の勉強をするときに行っていて、実際に効果があった勉強法だけを厳選して紹介します。
”努力できるのも才能”みたいに言われることもあるけど、僕は”努力出来るかは環境によって変わる”と思ってます!
勉強もその一種で、周りの環境が継続力に繋がると感じました。
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勉強のモチベーションが続かない理由
POINT① 勉強時間ではなくページ数を記録しよう
あなたは日々の勉強を「時間」で管理していませんか?
もし現在行っている資格の勉強を「時間」で管理しているなら、それは危険信号なので気を付けましょう。時間だけ過ぎていく勉強には価値がありません。
勉強時間を測るとダラけてしまう
学習の進度を勉強時間で測ってしまうと、「時間=勉強の進み具合」となってしまい、時間さえ取れればいいという考えになってしまいがちです。
例えば「今日は3時間やるぞ!」と目標を立てたとして、あなたは3時間のうち全ての時間を勉強にあてることができると思いますか?
おそらく不可能でしょう。ちなみに僕も無理です。
せいぜい3時間中、2時間~2時間半程度しか一般的な集中力では続かないでしょう。
糖分が欲しくなって冷蔵庫からチョコを取り出す、眠くなってコーヒーを入れる、スマホで分からないところを調べていたらネットサーフィンに没頭していた……など、勉強が中断される要因はいくつもあります。
そもそも、勉強時間の設定には合理性がない
考えてみましょう。「1日3時間勉強するぞ」という目標には、どんな根拠があると思いますか?
おそらく日々の勉強を時間で測っている人は、「全体の勉強時間が約90時間ってネットで見たから1日3時間を1か月やれば受かるな!」と決めているのだと思います。
ただ、90時間という目標も、1日3時間という設定も正しいものとは限りませんよね。丁寧に勉強をする人は100時間かかるかもしれませんし、1日3時間きっかり勉強できるとは言えません。
ページ数だと目標管理がしやすい
進行状況の目標を立てるなら、時間ではなく「ページ数」で測るようにしましょう。
ページ数だと時間に捉われない勉強ができ、スケジュールを立てやすく、さらには一日当たりの勉強進度も安定します。
参考書が300ページあって勉強日数が30日だと、1日当たり10ページ勉強すればよくて、目標の設定も簡単に行えます。
この方法だと「時間設定が理由でダラける」ことも、「勉強時間の個人差」で合理性を欠いた勉強時間を設定することもありません。
POINT② 家族や友人、同僚に宣言をして背水の陣を作ろう
周りの人に「絶対に受かる」と宣言することで、逃げることのできない状況に自分を追い込みましょう。
もちろん「落ちたときに恥ずかしい……」なんてデメリットもありますが、身近な人に伝えることはそれ以上にメリットがあります。
「落ちたら恥ずかしい」という気持ちを逆手に取ろう
資格って落ちたらショックですし、家族や友人に顔を合わせにくくなりますよね。
でも、あえてそんな感情を利用するのがキモです。落ちたら恥ずかしいという気持ちを逆手にとって、「絶対受かるぞ!」というやる気に変えましょう。
なぜなら、「落ちたら恥ずかしい」という気持ちは思った以上に効果があるからです。
例えば「資格の知識を生かして将来仕事に活かすぞ!」なんてモチベーションを抱いていても、その熱はすぐに冷めてしまいますよね。
ただ「恥ずかしい」という気持ちは生半可な時間では克服できません。
私も試験にチャレンジするときには、必ず家族や友人に伝えて応援してもらうようにしています。
気を使ってもらえるメリットも
資格勉強中、周りの人に気を使ってもらいたくはないですか?
私はバリバリに使ってもらいたいです。
「試験日まであと7日で問題集一冊を解かなければいけない……」なんて状況で「今日飲み会どう!?」なんて誘われたら、相手に非がないとわかっていてもイラっとします。
しかし、「~月~日に資格の試験があるから応援して!」と伝えることで、それが終わるまでは面倒くさい飲み会や遊びに誘われることはなくなるでしょう。
もし試験日の直前でも遊びに行きたいという方はする必要はありませんが、勉強中に遊びの誘いが来たら嫌な人は周囲の人に伝えるようにしておきましょう。
POINT③ 図書館やカフェで勉強しよう
できれば自宅以外の場所で勉強をするようにしましょう。
人間なら誰しも、自室などの落ち着いた場所ではついつい気が緩んでしまいます。カフェや図書館で勉強をすると、移動の手間はかかりますが、他人の目を気にして「勉強をサボるわけにはいかない」という心理が働きます。
自宅で勉強するデメリット
自宅で勉強する1番のデメリットは、誘惑されるものが多すぎるということです。
今あなたの自室には何がありますか? テレビ、ゲーム、漫画、パソコンなど、身近に魅力的なものが溢れすぎていませんか?
それらの誘惑に打ち勝てる強い人間ならば問題ありませんが、多くの人はそうではありません。ついつい誘惑に負けてしまい、気づけば数時間経っていることも少なくありません。
たとえ合格するまでゲームや漫画をやめていたとしても、視界にチラつくゲーム機や漫画本まで無視することは難しいでしょう。
やるなら徹底的に、いっそ他の場所に出てしまうことが解決策です。
そして、できる限り人の目が多い場所に行きましょう。周りの人に見られているからこそ、勉強をサボれないという気持ちになるでしょう。
もし自宅で勉強するならリビングで
自宅の周りに図書館やカフェがない方は、時間をかけて遠くの場所まで行くのは却って時間の無駄になりますよね。そんな場合は自宅で勉強するほうが時間の短縮になるでしょう。
ただ、その場合でもできる限りリビングで勉強しましょう。
どうしても自室だと「落ち着いてしまう」というデメリットがあり、人の目がないことで気が緩んでしまいます。
リビングだと家族の目があるため、簡単にサボることは出来ません。
まとめ
繰り返しますが、資格に受かるために最も重要なのが、どう日々の勉強方法を管理するかです。
そして、勉強方法は個人の才能や資質によって左右されるものではありません。
なぜなら、勉強方法とは単純な知識だからです。知っていれば有利になり、知らなければ不利になるというだけのことです。
正しい勉強方法の管理さえ学んでしまえば、合格率の低い試験も突破することは可能になります!
一緒に勉強頑張ろうね!
もし「こうしたら勉強に集中できたよ!」って方法があれば、コメント欄で教えてもらえると嬉しいです!