証券外務員5択問題対策【先物取引①】

証券外務員資格

こんにちは、バニラアイスです。

今回は外務員試験の5択問題対策【先物取引】編となります。

先物取引は一種外務員のみで登場する勉強内容となりますが、この範囲で躓かれている方も多いのではないでしょうか?

勉強内容も一種外務員で学習をするということもあり、他の内容とは一線を画した難易度となっています。

ただ、難易度が高い分、得点比率も他の内容よりも高いものとなっています。

しっかりと勉強を行って試験に臨めば、試験への合格の近道になります。

今回の記事では得点源の部分を重点的に解説を行っていきますので、ぜひ頑張って高得点を目指しましょう!

 

先物取引の出題範囲について(例題:6問 出題:4問)

〇×問題:2点 5択問題:40点

5択問題の予想出題範囲は以下の通りです。

予想出題範囲

①価格変動リスクの移転機能

②日経平均株価の先物理論価格

③スプレッド取引

④売建の際の委託手数料

⑤先物取引での収益性計算

⑥証拠金計算

 

大まかに記述すると以上の6点が先物取引での出題範囲となります。

名前だけ見ると、どれも非常に難しそうな内容に感じるのではないでしょうか。実際に、私も独学で勉強をしている間は苦労した記憶があります。

しかし、一つひとつの内容に焦点を絞って覚えれば、さほど難しくない問題の連続となります。

特に①は外務員試験でも頻出の問題ですが、「ヘッジャー」「スペキュレーター」「アービトラージャー」という3つの言葉の大まかな意味さえ覚えていれば正解できるほど簡単です!

「名前は難しいけど、勉強してみたら簡単だった!」ということも多い範囲なので、名前だけで苦手意識を持たずに勉強を始めることをおススメします!

 

価格変動リスクの移転機能

問題① 先物取引に関する語句の意味

次の文章は、先物取引に関係する説明である。それぞれの(   )に当てはまる言葉として正しいものの番号を1つ選びなさい。

 

先物取引の持つ価格変動リスクの移転機能は、市場での取引を通じて、相互に逆方向のリスクを持つ( ア )との間でリスクが移転されあったり、( ア ) から( イ )にリスクが転嫁されることにより果たされます。先物市場は( ア )に対してはリスク回避の手段を、( イ )に対しては投機利益の獲得機会を、( ウ )に対しては裁定利益の獲得機会を提供します。

 

1 ア:スペキュレーター イ:アービトラージャー ウ:へッジャー
2 ア:へッジャー イ:アービトラージャー ウ:スペキュレーター
3 ア:へッジャー イ:スペキュレーター ウ:アービトラージャー
4 ア:アービトラージャー イ:へッジャー ウ:スペキュレーター
5 ア:アービトラージャー イ:スペキュレーター ウ:へッジャー

 

解説

正解:3

 

*****考え方*****

暗記問題ですが、解くだけなら厳密に覚えておく必要はありません。

外務員試験の穴埋め形式の問題では、解答する用語の順序は基本的に参考書などに載っている例題と同じです。

今回だと「へッジャー」→「スペキュレーター」→「アービトラージャー」という順番で問題文に登場し、解答の順序も滅多には変わりません。

私は「文字数が少ない順に正解を選んでいく」と覚えていましたが、もし順番で覚えることが不安なら、キーワードを掴んで覚えるのが良いでしょう。

特に間違いやすいスペキュレーターとアービトラージャーでは、以下のキーワードを絡めて記憶しておくと問題文の順序が変わっても上手に対応することが出来ます。

 

・スペキュレーター・・・「投資利益

・アービトラージャー・・・「裁定利益

 

日経平均株価の先物理論価格

問題② 満期到来時の先物理論価格の計算

現在の日経平均株価が20,600円で、日経平均株価の配当利回りが3%(年率)、短期金利が1%であった場合、73日後に満期が到来する日経平均株価先物の理論価格は幾らになるか。正しいものの番号を選びなさい。

なお、キャリーコストは、小数点第3位以下を切り捨てること。

 

1 20,468.8円
2 20,489.6円
3 20,504.4円
4 20,517.6‬円
5 20,567.2円

 

解説

正解:4

20,600円-{20,600円×(1%-3%)×73日/365日}=20,600円-82.4円=20,517.6円

 

*****考え方*****

【公式】先物の理論価格=現物価格+現物価格×(短期金利-配当利回り)×満期までの日数/365日

なお、この公式での「現物価格×(短期金利-配当利回り)×満期までの日数/365日」の部分をキャリーコストと言います。問題文でも出ている「キャリーコストは小数点第3位以下切り捨て」というのはこの部分のことを表しています。

 

この問題では、言葉の通り先物の理論価格を求めることを目的としています。

当然ですが、先物取引と言うことは現在売られている現物の値段からいくらか変動することになります。その変動額の理論値を計算するのがこの問題という訳です。

実際の計算方法は上記の公式に当てはめて行ってください。(短期金利-配当利回り)という部分が間違えやすいくらいで、この公式さえ覚えていれば解くのは非常に簡単です。

時間短縮のためには、ガチガチに公式を覚えるというより(短期金利-配当利回り)の所を重点的に覚えておきましょう。そのほかの部分は「問題文に日数があるから、日数/365日をするんだな!」と類推できるので覚えなくても大丈夫です。

 

スプレッド取引

問題③ 日経225銘柄のスプレッド取引

現在、日経225先物の期近物は20,100円、期先物は20,500円である。
このスプレッド取引を行った後、期近物は21,000円、期先物は22,100円になった。その時点で反対売買を行い、その取引を示したのが下記の表である。
下記の表のうち、イ~ニに当てはまる数値の組み合わせとして正しいものの番号を選びなさい。

 

 期近物期先物スプレッド
開始時売建て 20,100円買建て 20,500円( ハ )
終了時買戻し 21,000円転売 22,100円( ニ )
損益( イ )( ロ ) 

 

1 イ:▲900円 ロ:1,600円 ハ:400円 ニ:1,100円
2 イ:▲900円 ロ:▲1,600円 ハ:400円 ニ:1,100円
3 イ:▲900円 ロ:1,600円 ハ:▲400円 ニ:▲1,100円
4 イ:900円 ロ:▲1,600円 ハ:400円 ニ:▲1,100円
5 イ:900円 ロ:1,600円 ハ:▲400円 ニ:1,100円

解説

正解:1

イ:▲900円 ロ:1,600円 ハ:400円 ニ:1,100円

 

*****考え方*****

解き方は以下の通りです。

 

イ、ロでは売りから買いを引き、ハ、ニでは大きい方から小さい方を引きます。

 

なので問題文中のイでは、売建てから買戻しを引いて、ハでは大きい方の買建てから小さい方の売建てを引けばいいだけです。

ハ、ニに関しては、大きい方から小さい方を引く「絶対値」を求める以上、マイナスになることはありません。

選択肢でハ、ニにマイナスが付いている解答は絶対に誤りなので、パッと見てハ、ニに▲が付いているようなら選択肢から除外しましょう。例題では3、4、5の回答は負の値を取っているので間違いだと分かりますね。

この問題では面倒くさい公式も一切登場せず、ボーナス問題と言っても過言ではありません。しっかりと解き方を覚えて、点数を取れるようにしましょう!

まとめ

今回もお疲れさまでした!

次回の記事では今回の続きを書くので、そちらもご覧いただければ幸いです!

バニラ
バニラ
また次で会おうね!
しっかり休んでね。
チョコ
チョコ

*****次回*****

 

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