【初心者向け】ラム酒とは? 原材料や歴史、おススメの種類を分かりやすく紹介!

ラム酒お酒

こんにちは、バニラアイスです!

 

突然ですが、あなたはラム酒を飲んだことはありますか?

 

サトウキビを原料として作られているお酒をラム酒と呼び、芳醇な香りと仄かに感じる甘みで、お酒の通の間で長年親しまれています。

ただ、残念なことに日本では他のお酒に比べて知名度がそれほどなく、お酒に詳しい人以外にはあまり知られていません。

 

度数も40%近いものが多く、初心者にとって手が出しにくいというのも原因なのかもしれません。

そこで今回はラム酒の魅力を伝えるために、「ラム酒ってどんなお酒なの?」という質問に対する記事を書きます!

 

是非あなたも、一度ラム酒に挑戦してみるのはいかがでしょうか?

 

この記事で学べる事
①ラム酒の原料はサトウキビ
②起源は16~17世紀から
③ラム酒はウイスキーなどと同じ「蒸留酒」
④アルコール度数は40~50%程度
⑤主にラム酒は3種類に分かれる
⑥カクテル用にはホワイトラムがおススメ!
⑦ストレート用にはダークラムかスパイスドラムを!

 

ラム酒とは?

 

では早速おススメのラム酒の紹介に移りたいと思いますが、……まずはラム酒というのがどんなものか紹介していきます。

どんなお酒も、「どうやって造られているのか?」ということを知ると、一層お酒の味が美味しく感じられますからね!

 

それに異性と一緒にお酒を飲むときに「このお酒ってこうやって造られてるんだよ~」なんて語れると、教養があって好感度が上がる可能性もありますからね!

 

ラム酒の原材料はサトウキビ

 

あまり知られていませんが、実はラム酒の原材料ってサトウキビなんです。

サトウキビの絞り汁や廃糖蜜(はいとうみつ)を原料として作られるお酒のことをラム酒と呼びます。

廃糖蜜とは、砂糖を精製されるときに出た糖分以外の成分も含んでいる液体のことです。

見た目は黒褐色で、これを加工したものがお菓子などに使われる黒糖になります。

 

一般的には黒蜜と呼ばれることが多いようです。わらび餅の上にかけると美味しいアレですね。

 

先述した通り糖分以外の栄養素をたくさん含んでいるので、外国では健康食品として有名になっています。

廃糖液なんて聞くと、「何か身体に悪い影響があるんじゃ……」なんて不安になってしまいますが、全然そんなことはありません。むしろ体にいいくらいですよ!

 

ラム酒(ラムしゅ)またはラム(英語: rum、フランス語: rhum、スペイン語: ron)とは、西インド諸島が原産地と考えられている、サトウキビの廃糖蜜または絞り汁を原料として作られる蒸留酒である。サトウキビに含まれるショ糖を酵母でアルコール発酵させてエタノールに変えた後、蒸留、熟成することで作られる。

(引用:Wikipedia

 

ちなみに、ラム酒のことを「羊のお肉のお酒」と思っている人も少なくないのだとか……(笑)

日本人がラムと聞いて真っ先に思い浮かべるのが「羊のお肉」なので、この間違いは仕方ないと思います。

 

決して動物のお肉から作られているお酒ではないので、間違って覚えないようにしましょう!

「このお酒動物のお肉から作られているんだよ!」なんて言っていいのは、天然系の20代前半女性だけです。

間違ってもドヤ顔で「羊のお肉」と言うのは止しておきましょう。

 

起源は16~17世紀から

 

お酒自体の起源は、西暦が始まる前の紀元前からという説が一般的ですが、ラム酒の起源はいつからなのでしょうか?

 

ラム酒が誕生したのは、およそ16~17世紀と言われています。お酒自体が紀元前から存在していたことを考えると、かなり若者の部類に入ります。

産まれてから未だ300年~400年くらいしか経っておらず、まだ歴史も浅いのがラム酒ですね。

 

 

ところで、ラム酒というと映画「パイレーツカリビアン」の海賊たちが飲んでいるお酒として印象に残っている方も多いのではないでしょうか?

 

実は、その認識は正しいのです。

ラム酒が誕生したのはカリブ海のプエルトリコ島またはバルバドス島と言われており、パイレーツオブカリビアンの舞台と同じ場所なんです。

プエルトリコ島かバルバドス島のどちらで誕生したのかまでは判明していませんが、カリブ海近辺で生まれたのは間違いないと言われています。

 

パイレーツオブカリビアンと同様に、当時のカリブ海近郊は海賊の出没率が非常に高くなっていました。

その中で、海賊や、海賊を討伐する海軍は人生の殆どを海で過ごし、ラム酒を飲んでいたのです。

数少ない娯楽品替わりでもあり、腐ることのない水分としても重宝されていました。

 

実際にイギリス海軍などでは士気の向上のためにラム酒を支給していた歴史もあるくらいで、それがもとで「ラム酒は海の男の飲み物」という印象が根付いたようです!

 

焼酎やウイスキーと同じ蒸留酒

 

お酒の製造方法によって大きく3種類に分けられ、そのうちラム酒は蒸留酒というカテゴリーに分類されます。

3種類というのは、醸造酒、蒸留酒、混成酒の3つで、主なお酒の種類は以下のようなものがあります。

 

1.醸造酒・・・日本酒、ビール、ワインなど
2.蒸留酒・・・ラム酒、焼酎、ウイスキー
3.混成酒・・・リキュール

 

この中でラム酒が属する蒸留酒というのは、醸造酒を煮詰めてアルコール分を高くしたものを指します。

よく中学校の理科の実験でやっていた「蒸留」ですね。

 

水よりアルコールの方が沸点が低いので、過熱しているとアルコールが先に空気中に逃げていきます。

この原理を利用して、気化したアルコールをもう一度集めて冷やすと、元の蒸留酒よりもアルコール分の高い蒸留酒に生まれ変わります。

ラム酒では、この蒸留作業を何度も行うことによってアルコール度数を高めています。

 

 

ラム酒のアルコール度数はいくら?

 

ラム酒はアルコール濃度を高める蒸留作業を行うことを説明しました。

では、実際にラム酒のアルコール度数は何度くらいあるのでしょうか?

 

一般的に販売されているラム酒のアルコール度数は、およそ40~50%程度です。

ウイスキーやジン、ウォッカなどと同じくらいのアルコール度数で、お酒の中でもかなり高い部類に入ります。

 

日本のビールのアルコール度数が5%程度なので、およそ8倍~10倍もの倍率を誇ります。

普段から強いお酒を飲みなれている方なら心配いりませんが、そうでない方なら一度に飲みすぎないように注意しなければなりません。

 

もしくはカクテルなどにして、出来るだけアルコール分を抑えた飲み方をするのが良いでしょう。

「モヒート」「ラムコーク」などなど、お酒を飲まない方でも聞いたことのある有名なカクテルの原料にもなっています。

ラム酒を使ったカクテルは10種類以上あるので、ぜひお気に入りの飲み方を探してみてください!

 

ラム酒の種類

 

こちらもあまり知られていませんが、実はラム酒には様々な種類があるんです。

主に「色」と「製造方法」「原料」という3つの判別方法によって違う名前で呼ばれています。

それぞれに特徴的な味や香りがあり、自分の好みに合った種類を見つけることがラム酒を楽しむために大切でしょう。

 

色の違いでの分類

 
① ホワイトラム・・・透明な色。風味と香味は薄い
② ゴールドラム・・・薄い褐色。風味と香味は中間的
③ ダークラム・・・褐色または薄い褐色。風味と香味が強い

 

主にこの3種類で呼ばれることが多いです。

Amazonや楽天などでラム酒と検索をしてヒットする商品の内には、だいたいこの3つのうちのどれかが名前に付いています。

 

それぞれの名前の通り、ホワイトラムは無色透明、ゴールドラムは薄い褐色、ダークラムは褐色もしくは薄い褐色なのが特徴的です。

ゴールドラムやダークラムは風味が強いためお菓子作りなどにも使われる場合が多く、ラムレーズンなどはこの2つのどちらかで作られている場合が多くなっています。

反対にホワイトラムは癖が少ないため、ジュースや他のお酒と混ぜてカクテルにする場合が多いです。

 

製造方法の違いでの分類

 
①ライトラム・・・風味も香味も薄い
②ミディアムラム・・・両方とも中間的
③ヘビーラム・・・風味も香味も強い
④スパイスドラム・・・バニラなどの香料を付けたもの

 

このうち、ライトラムは連続式蒸留器と呼ばれる機械で蒸留し、ヘビーラムは単式蒸留器と呼ばれる機械で蒸留されます。ミディアムラムは一般的に両者をブレンドしたものを指します。

単式蒸留器は連続式蒸留機に比べてアルコールの精製度は劣るものの、素材となる醸造酒の風味が残りやすいというのが特徴です。

なので連続式蒸留器で製造されたホワイトラムは単式蒸留器で製造されたヘビーラムより多少風味が落ちており、より癖のないラム酒となっています。

 

また、一風変わったものとしてバニラビーンズなどで香りを付けたラム酒も存在します。

有名なのが17世紀カリブ海で活躍した海賊のヘンリー・モーガンにちなんで名づけられた「キャプテン・モルガン」ですね。

ビターな味わいの中に微かに混じるバニラの香りは、多くのラム酒好きを虜にしていることでしょう。

 

原材料での違い

 
①インダストリアル製法・・・原材料は廃糖液(黒蜜)
②アグリコール製法・・・原材料はサトウキビの絞り汁

 

どちらも同じサトウキビですが、絞り汁を使うか廃糖液を使うかによって名前が変わります。

サトウキビの廃糖液を使った製法がインダストリアル製法と呼ばれ、全世界のラム酒の97%程度を占めると言われており現在では主流の製造方法です。

廃糖液というのはサトウキビから砂糖を作った際に出た余りのことで、長期保存できる廃糖液を使用することで収穫時期によらずラム酒を作れるというメリットがあります。

 

反対にサトウキビを直接絞って作る製造方法をアグリコール製法と呼びます。サトウキビは足が早い(腐りやすい)植物で栽培地の近くでないとお酒が造れないため、市場のシェア率は3%程度しか流通していません。

市場のラム酒は殆どインダストリアル製法なので、さほど原材料の違いは気にする必要はないかもしれません。

 

結局初心者におススメなのはどれ?

 

さて、ここまででラム酒にはたくさんの種類があるということが分かりました。

しかし、種類が多すぎてどれを選べばいいか分かりませんよね。

「これいいな!」と思って購入したラム酒が飲みにくかったりすると二度と手を出したくなりますし、初めは飲みやすいラム酒から始めるのが一番だと思います!

 

ここからは初心者の方でも飲みやすいラム酒を用途別で紹介していくので、購入を検討してみるのはいかがでしょうか?

 

カクテルとして楽しみたい方向け

 

ホワイトラム

 

おススメポイント

1.風味に癖がなく何にでも合う
2.無色透明で見栄えが良い
3.お酒が苦手な人も飲みやすい

 

カクテルを作るために最適なのは、間違いなくホワイトラムです。

ゴールドラムやダークラムに比べて風味や香味が薄い代わりに、癖が無くてカクテル向きのラム酒だと言われています。

味わいはウォッカに似ており、少しだけ甘い香りがするのが特徴的です。

 

また、無色透明なのもカクテル向きのポイントです。

ゴールドラムやダークラムは熟成の過程でタルの色が移っているため、カクテルにした場合に見栄えが悪くなります。

「外見の美しさ」もお酒の美味しさに影響するので、カクテルを作る際にはホワイトラムを混ぜるのが良いでしょう。

 

ストレートで楽しみたい方向け

 

ダークラム

 

おススメポイント

1.ラム酒本来の強い風味と味わいを楽しめる
2.カクテルと違い作る手間がかからない

3.飲んでいるとカッコいい気分に浸れる
 

ラム酒本来の味わいを楽しみたい方にはダークラムをおススメします。

長年の熟成で得た芳醇な香りと、舌を突き抜けるような刺激感、そして仄かに香る甘い匂いと、3拍子揃った美味しさを感じることが出来ます。

ダークラム本体の風味を存分に楽しみたい方は氷なしで、まろやかな味わいが楽しみたい方は氷ありで試すのが良いでしょう。

 

ただ、良くも悪くもダークラムは好き嫌いがハッキリするお酒です。

苦手な方には下記のスパイスドラムをおススメします。

 

スパイスドラム

 

おススメポイント

1.香料を使っており、お酒が苦手な人でも飲みやすい
2.使っている香料で味が変わるため、色々なラム酒が楽しめる
3.自分だけの一本を見つける楽しみも味わえる
 

本来のラム酒にバニラ香料などを入れて香り付けしたものがスパイスドラムと呼ばれます。

スパイスドラムの長所は、通常のラム酒よりも格段に甘い香りを感じられることですね。

キリっとしたラム酒の刺激感の中に、ときおり甘口な香りが鼻を伝う感覚は、一度味わえばきっと病みつきになるはずです!

 

また、使われている香料によって味わいにかなり差が出るのも面白い点です。

「バニラ」「シナモン」「ココア」「ナツメグ」「ジンジャー」「バタースコッチ」などなど、香り付けしている香料の数はたくさんあります。

 

同じスパイスドラムという名前でもどんな香料が使われているかによって全然味が変わるので、自分好みの銘柄を見つける楽しみがあるでしょう!

甘い風味のラム酒が好きなら「バニラ」「ココア」「シナモン」などで、少し辛口が欲しければ「ナツメグ」「ジンジャー」という風に、自分の味覚に合わせたラム酒を調整することが出来ます。

お酒の風味が苦手な方にも自信をもって薦められるのがスパイスドラムです。

 

自分の好みにあったラム酒を探そう

 

ここまで読んでいただけて、もし少しでもラム酒に関心を持っていただけたら幸いです。

先ほども言ったように、一口にラム酒と言っても種類は多く存在します。

ゆえに、ラム酒愛好家の最高の楽しみ方は「自分の好きな銘柄を見つけること」だと思います!

 

ぜひ、あなたのお気に入りの一本を見つけてみてください!

(もし美味しいラム酒を発見したら、こっそりコメント欄で教えてください!)

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