高校卒業の時期が近づいてきて、これから大学生としての一歩を踏み出す方が気にしていることとして「大学を卒業すると禁って何歳なの?」という疑問があると思います。
受験では「大学に入学するための方法」を勉強しても、肝心な「大学ってどんなところなの?」ということは殆ど教えてもらえません。
そのような大学の基礎知識の1つが「大学卒業時の年齢」でしょう。
今回はそんな大学卒業時の年齢について、短期大学・専門学校・六年制大学も併せて解説を行っていきます。
大学・短大・専門学校などの卒業時の年齢
以下は、大学・短大・専門学校・六年制大学の卒業時の年齢です。ただ、こちらの年齢は現役合格した場合の数字になります。大学や短大への入学が遅れてしまった場合はそれだけ加算されることになるのでご注意ください。
短大:20歳
専門学校:19歳~22歳
六年制大学:24歳
それぞれの卒業時の年齢について詳しい解説を行うと、大学は4年間通うことになるので卒業時の年齢は「22歳」です。
ただ、大学以外の高等教育機関(短大・専門学校)などに通う場合は、卒業までの期間が大学よりも短くなるケースが多いです。
短大は2年間通うので卒業時の年齢は「20歳」です。
専門学校は学部によって1~4年間学校に通うことになるので卒業時の年齢は「19歳~22歳」です。なお、短大は一般的に2年制の学校が基本ですが、医療系の学部だと3年制になっている場合があるので注意が必要です。
また、大学の中でも医療系の学部(医学部・薬学部)などが当てはまる六年制大学では、卒業時の年齢が「24歳」と大学卒業時の年齢に+2歳されます。
医療系の学部に通うことを考えている方は、大学卒業の年齢が普通よりも遅れることを知っておく必要があるでしょう。
大学院に進学した場合の年齢
まず、大学院には「修士課程」「博士課程」という2種類の課程があり、それぞれ卒業時の年齢が変わってきます。
修士課程は大学卒業時から2年間大学院で勉強して、博士課程だと5年間大学院に通うことになります。
なので修士課程だと「24歳」で卒業し、博士課程だと「27歳」での卒業となるわけですね。
▼詳しくは以下の記事に書いてあるので、もしよければご覧ください。
なお、薬学科や医学部などの六年制大学を出てから大学院に通う場合はそれぞれの年齢に「+2歳」されます。
具体的な年齢を言うと六年制大学を出た場合だと修士課程は「26歳」、博士課程は「29歳」の卒業です。
とはいえ、六年制大学はそれ自体が修士課程(大学4年間+大学院2年間)と同等の期間を有するので、六年制大学を卒業して大学院に通う人はめったにいないと思います。
まとめ
今回は大学・短期大学・専門学校・六年制大学の卒業時の年齢について解説を行いました。
ご自身が行きたい進学先の卒業時の年齢について、無事に理解できたでしょうか?
卒業時の年齢は今後のライフプランにも強く影響を及ぼすものなので、「この学校に通って場合自分は何歳で卒業できるのか?」という点をしっかりと理解した上で進学先を決めると良いでしょう。