パソコンの邪魔な「numlock」を無効化する方法!

numlockパソコン&スマホ

パソコンを使っている人なら「numlockを無効化したい」と考えたことのある方は多いと思います。numlockはキーボードの数字キーと矢印キーを切り替えることのできる機能を持つキーですが、間違って押してしまって誤作動を起こすことも多く、使い道も少ないため無効化したいと思うことも多いでしょう。

この記事ではフリーソフトの「NumLockLock」を使ってnumlockを無効化する方法について解説を行っていきます。無料で利用することができるので、numlockを無効化したい方はぜひ試してみてください。

 

パソコンの「numlock」は消すことが出来る!

キーボードのテンキーの上部に存在する「numlock」キー。その効果は「数字を入力するテンキーを矢印キーに切り替える」というものですが、「何度押してもテンキーで数字を打ち込めないから不審に思っていたら、いつの間にかnumlockがオンになっていた」という経験をしたことがある人は少なくないはずです。

しかもこの「numlock」は、頻繁に使う「backspace」の横に位置しており間違って押してしまうことも多いはずです。誤作動率は他のキーに比べても非常に多く、パソコンを使っていると「numlock」が原因で結構ストレスが溜まったりします。

 

と、そんな感じで非常に面倒な「numlock」キーですが、実は「KeySwap」というキーボードのキー配列をいじれるソフトを使うことで「numlock」を無効化することが可能です。

画像付きで分かりやすく解説をしていくので、「numlock」の誤作動に悩まされている方はぜひ実践してみてください。

 

NumLockLock」を使ってnumlockを無効化する

それではこれからnumlockを固定状態にできる「NumLockLock」を使って「numlock」を無効化する方法について解説を行っていきます。

といってもやり方は簡単です。主な手順は以下の3ステップのみです。

  • STEP1.「NumLockLock」をダウンロードする。
  • STEP2.「NumLockLock」でnumlockキーの無効化を設定する。
  • STEP3.「NumLockLock」の設定を反映させるためパソコンの再起動を行う。

 

おそらくこの記事を見ながら作業を進めても3分程度あればすべての作業が終了するくらい簡単です。

というより、多分パソコンを再起動するのが3つのSTEPの中で一番時間かかるくらい設定は単純なので、パソコンが苦手な方も安心して試してみてください。

 

STEP1.「NumLockLock」をダウンロードする。

ダウンロードサイト(Vecter)から「NumLockLock」のダウンロードを行います。この「NumLockLock」はnumlockキーをオン・オフ状態で固定化してくれる機能を持っています。設定を行えば自動的にバックグラウンドでnumlockのキーを自動的に制御してくれます。

 

STEP2.「NumLockLock」のインストールを行う。

インストールと言ってもやり方は簡単です。ダウンロードしたフォルダを解凍して、その中にあるexeファイルを起動するだけです。

exeファイルの起動後はセットアップ画面が出てくるので、「次へ」を押していけばインストールが完了します。途中にデスクトップにショートカットを作成するか聞かれるので、使いやすいようにオンにしておくと良いでしょう。

 

STEP.3「NumLockLock」を起動してnumlockの無効化を行う。

では最後に「NumLockLock」でnumlockのオンオフを固定化すれば設定は完了です。設定方法はソフトの設定画面の上部に表示される「NumLockキーの状態監視」を「常に監視し、キーの状態を固定する」「ONにする」に変更するだけです。

そのあとOKをクリックするとソフトは終了してしまいますが、ソフト自体はバックグランドで起動し続けているのでしっかりnumlockの固定化は行ってくれます。

 

STEP.4 設定終了。実際にnumlockを押して確かめる。

上記のSTEP.3が終われば、『NumLockLock』での設定は終了です。あとは実際にnumlockキーを押して無効化されているか試してみましょう。

もしnumlockキーが無効化されていない場合は、STEP.3の設定がキチンとされているか確かめると良いでしょう。

 

numlockを押して1秒くらい矢印キーが起動してしまう

ちなみに『NumLockLock』でのnumlockの無効化の方法として「ユーザーがnumlockキーを押してオンにする→システムが自動的にnumlockをオフにする」という処理を行っているので、一度オンになったnumlockキーがオフになるまでは少しタイムラグがあります。

なので『NumLockLock』を起動してnumlockキーを押した後の1秒くらいは矢印キーとして入力を受け付けてしまうことがあります。

その場合は、設定画面の「キーボード状態監視を次の間隔を行う」という項目を設定すればラグは無くなります。初期状態は「1000(1秒)」ですが、「100(0.1秒)」くらいにしておくのがおすすめです。

キー配列を変更するソフトで「numlock」を無効化する。

今回紹介した『NumLockLock』はnumlockキーを固定化することができるソフトですが、それ以外でもキー配列を変更するソフトを使うことでnumlockの無効化は可能です。ただ、『NumLockLock』より設定方法が難しいので、こちらを使うメリットはそこまで無いと思います。

キー配列を変更できるフリーソフトには下記のようなものがあります。

正直なところ、どれを選んでも殆ど変わりません。強いて言うなら、レイアウトが気に入ったものとか、メモリ使用量が軽いものとか好きなモノを選ぶと良いと思います。

ただ注意点として、複数のキー配列を変更するソフトを同時に使うのは厳禁です。これらのソフトはレジストリを書き換えるものなので、使用する際には十分に注意するようにしましょう。

とはいえ、キー配列を変更するソフトは設定方法が面倒なので、特にこだわりがないなら設定方法が簡単な『NumLockLock』を使うのが一番でしょう。

 

まとめ:邪魔な「numlock」を無効化しよう!

今回の記事では、キーボードも最も邪魔と言っても過言ではない「numlock」の無効化方法について紹介させていただきました。フリーソフトである『NumLockLock』で設定を行うことによって、面倒な「numlock」を見事に無効化することが可能です。

設定方法も非常に簡単で、ソフトのダウンロード時間を含めても3分程度あればnumlockの無効化が完了します。numlockに悩まされているパソコンユーザーの方は、ぜひ一度試してみてください。

 

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