【2021年版】おすすめのネット小説サイト一覧

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“ネット小説”と言うと昔はあまり有名ではない分野でしたが、ここ最近は若者のあいだで急速に知名度が広がりつつあります。誰でも簡単にネット小説を投稿できるサイト「小説家になろう」や「カクヨム」などの存在もあり、ネットで小説を書く人、読む人それぞれが増えてきています。

そこで今回は、おすすめのネット小説サイトについて解説を行っていきます。ネット小説を読みたいけどどこのサイトで読もうか迷っている方は、ぜひご活用ください。

 

おすすめの小説投稿サイト

小説化になろう

小説家になろう」は言わずと知れた有名小説投稿サイトですね。2004年から存在する歴史のあるネット小説サイトで、アニメ化までされた「魔法科高校の劣等生」や「ログ・ホライズン」などの有名作品を数多く輩出したサイトとして知られています。現在は小説掲載数が87万作、ユーザー数が200万人にまで到達しており、名実ともに日本最大のネット小説サイトと言っても過言ではありません。

この記事執筆時点では全サービスが完全無料で利用できます。小説家になろうに投稿されている全作品を最後まで無料で読めるので、気軽に小説を読むことが出来るのが魅力の一つです。

また、小説家になろうには姉妹サイト「小説を読もう!」というサイトも存在します。こちらはユーザーがネット小説を読みやすいようにデザインやUIを改善したサイトで、小説を読むならこちらのサイトの方が使いやすいと思います。

 

カクヨム

カクヨム」は2016年からサービスを開始した比較的新しい小説サイトで、大手出版社のKADOKAWAによって運営されています。オープンから4年後である2020年5月27日にはユーザー数が50万人を突破しており、急速な勢いで利用者数を伸ばしている小説サイトでもあります。

カクヨムの最大の特徴としては、作者に広告収入の一部を還元する「カクヨムロイヤリティプログラム」という制度が存在することですね。ほとんどの小説投稿サイトでは読者に広告を見てもらうことで収益を上げていますが、カクヨムはこの広告収入を作者とカクヨム運営とで7:3の割合で分割すると決めています。

広告収入は自分の作品が読まれれば読まれるほど多くなっていくので、作者のモチベーションアップにも繋がると思います。間違いなく今後も伸びていくサイトだと言えるでしょう。

他にも作者が自分の作品に「キャッチコピー」を付けてユーザーを集客することが出来たりと、色々と他には無い面白い機能を持っているサイトだと思います。

 

ノベルアップ+

ノベルアップ+」は専門誌の販売を主に行っている株式会社ホビージャパンが運営する小説投稿サイトです。

読者は面白かった作品に対して無料の「応援ポイント」や有料の「ノベラポイント」を贈ることができます。受け取ったポイントはノベルアップ+内で販売されているアイテムの購入や、現金やギフト券への交換にあてることが可能です。

掲載されている作品を見ると、最近流行りの「異世界転生」系の作品が占める割合が低く恋愛や純文学がメインジャンルとなっている作品が多い傾向にあります。

現時点では小説掲載数が4万作品程度と他の小説投稿サイトに比べれば見劣りしているように思われます。しかし書籍化作品も何作か出始めてきており、今後の成長が最も期待される小説投稿サイトです。

 

エブリスタ

エブリスタ」は株式会社エブリスタが運営する小説投稿サイトです。2010年にサービスを開始しており、これまでに1000冊以上の書籍化作品を生み出しています。

他の小説投稿サイトとの差別化点として「サイト内でイラストの投稿ができ、投稿した小説の表紙の設定が出来る」という点が挙げられます。表紙があれば作品も華やかになりますし、ユーザーは表紙のイラストを見て好きな作品を探すことも出来るようになります。

また、個人的な感想ですが投稿されている作品は女性向けの恋愛系の小説が多いような気がします。書籍化作品も恋愛系のジャンルが多く、女性の作者やユーザーが集まりやすい環境だと思います。

 

ツギクル

ツギクル」は”次世代Webコンテンツポータルサイト”というコンセプトで運営されている小説サイトです。

ツギクルの一番の特徴が、投稿した作品をAIが分析してスコア化してくれるという作品評価システムが存在することです。評価項目は「文章の読みやすさ」「作品のジャンル構成比」などがあり、作品の評価を総合的に行ってくれます。

また、ツギクルに登録・投稿した作品は人気に応じて「クル」というポイントを獲得することが出来ます。合計で1,000クル以上獲得している作品は書籍化申請が出来るようになったりと、作者側から運営会社に書籍化依頼を持ち掛けることが可能です。

 

Novelism

Novelism」は2020年に株式会社YANNがオープンした新興の小説投稿サイトです。

他の小説投稿サイトとの差別化点として、掲載されている作品の中に「契約作品」と呼ばれる有料小説が存在していることが挙げられます。契約作品とは名前の通り”作者が運営会社と契約して執筆している小説”のことを指し、公式連載のようなものと考えると分かりやすいと思います。

契約作品には市販されている作品と同様に表紙や挿絵がついており、普通に販売されている小説と同じ感覚で読むことが出来ます。契約作品の購入料金は各話の文字数で決まっており、課金通貨である「NP」を使用することによって契約作品の購入が行えます。

 

 

アルファポリス

アルファポリス」は出版社である株式会社アルファポリスが運営する小説投稿サイトです。2014年にサービスを開始した比較的新しい小説投稿サイトで、書籍化作品の出版を自社で行っていることに特徴があります。

ユーザー数や掲載作品数は小説サイトの中でも多いですが、書籍化作品は有料になっていたりと、他の小説サイトに比べて手軽に利用できないのが難点でもあります。有料小説をレンタルする場合の通貨は「AC」という単位が導入されており、「1AC=1円」で購入することが出来ます。

人気のある面白い作品はすぐに書籍化されてしまうので、読みたい作品ほど有料化されているというジレンマを抱えることも多いです。ちなみに書籍化作品は規約によって他の小説サイトに掲載することは禁止されているので、読みたい場合はアルファポリスでレンタルする以外の方法はありません。

 

作家として利用するならどこがいいの?

これまでは読者目線でおすすめの小説サイトを紹介してきましたが、これからは「小説を投稿する時はどの小説サイトを使うのが良いのか」ということを考えていきます。

 

まあ結論から話しておくと、ぶっちゃけどの小説投稿サイトを使っても大丈夫です。

だって、小説家になろうとかカクヨムとかに投稿した作品って、やろうと思えば他の小説投稿サイトに移すことが出来るわけです。「とりあえず適当な小説投稿サイトで始めたけど、使いにくいから他のサイトに移籍しよう」なんてことも可能なのです。

実際に掛かる手間としては、一度投稿した小説を他の小説投稿サイトに再アップロードする必要があるくらいですね。よほどの長編作品を連載しているのでなければ数十分~1時間もあれば終わるでしょうし、労力さえかければ他サイトへの移行は簡単に済ませることが出来ます。

 

 

一応ここからは僕の独断で選んだオススメサイトを紹介しますが、以降の話は「ふーん、そういう見方もあるんだ」くらいに話半分で聞いておいてください。

 

作者さんによって合うサイトや合わないサイトもあるし、もし使いにくいサイトで小説の連載を始めてしまっても、その後で他のサイトに乗り換えることも出来ますからね!

 

おすすめサイト① 収益化の難易度が低い「カクヨム」「Novelism」

個人的に一番オススメのサイトが、収益化の難易度が低い「カクヨム」「Novelism」です。ネット小説を執筆する目的は人それぞれでお金には興味ない人も居ますが、自分の書いた作品が評価されて収入を貰えるのは誰でも嬉しいことだと思います。

そうした収益化の面で考えると、「カクヨム」と「Novelism」の2つがおすすめと言えます。

「カクヨム」は広告収入を作者とカクヨム運営とで7:3の割合で分割する「カクヨムロイヤリティプログラム」を行っているため、書籍化をしなくてもPV数が伸びるだけで収入を得ることが可能です。

「Novelism」は人気が出た作品を「契約作品」として有料公開しており、作者にはその一部が原稿料として入る仕組みになっています。ネットでの有料公開の場合は出版費のコストが一切かからないので、出版社側も書籍化をするよりネットで有料公開をする方がハードルは低いでしょう。

 

以上の理由から、収益面で考えると僕は「カクヨム」と「Novelism」をおすすめします。

現状ほとんどの小説投稿サイトは書籍化をするまで1円も作者にお金が入ってこないシステムになっているので、書籍をしなくてもお金を稼げるシステムは非常に大切だと思います。

 

おすすめサイト② AIで作品を分析してくれる「ツギクル」

僕も以前小説を書いていたときに悩んでいたのですが、アマチュア作家だと自分の作品を見て批評してくれる人が少ないから改善点が分からないという悩みがあります。プロ作家なら編集の方が作品の改善点とかを評価してくれるんでしょうが、一般人は編集さんなんて頼れる人は居ませんからね。

「ツギクル」では投稿した作品をAIが分析して評価してくれるというシステムが導入されています。文章の読みやすさなどを含めて作品の評価を総合的に行ってくれるため、小説の執筆を始めたばかりの方には心強い味方になると思います。

また、評価をするのはAIなので「作品の批評をしてもらいたいけど他人にあれこれ言われるのは苦手」という方にもおすすめです。複数の小説サイトに投稿するのが面倒でなければ、他の小説サイトを使いながら「ツギクル」を使うという選択肢もあるので、そのあたりは割と自由にしても問題ありません。

 

小説化になろうはおすすめじゃないのか?

先述した通り僕のおすすめサイトは「カクヨム」「Novelism」「ツギクル」の3つですが、では「業界最大規模の小説家になろうはどうなのか?」という疑問はあると思います。

あくまで僕の意見ですが、小説家になろうはおすすめしません。

なぜなら小説家になろうは書籍化をするまで作家に還元されるシステムが無く、更には作品の絶対数が多いためせっかく書いた作品が埋もれてしまいがちだからです。後者についてはあまりに作品が埋もれがちなため、他の作者と協力して相互に評価ポイントを入れあう”相互評価クラスタ”(もちろん不正です)も行われています。

もちろん中には「小説家になろう」で成功した作家さんも多いとは思いますが、他の小説サイトの利用者も伸びている中で問題がある「小説家になろう」にこだわる理由は薄いと思います。

日本最大級の小説投稿サイトの看板は魅力ですが、いくら利用者が多くても、作品数も多ければ読者は分散してしまいますからね。

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