学生と社会人の違い10選【意外と多い】

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学生と社会人の違い10選

長い学生生活を終えて社会に出て、”学生と社会人の違い”に驚いた経験のある人は多いでしょう。

勉強することが大切な学生と、仕事で結果を出すことが大切な社会人。両者には様々な違いがあり、新社会人になった方は学生と社会人の違いに戸惑ってしまうケースが多いと言われています。

この記事では学生と社会人の違い10選を紹介していきます。この記事を通じて”これから新社会人になる方”に両者の違いを知っていただき、学生と社会人のギャップに戸惑わないことを願っています。

”お金を払う”から”お金を貰う”立場になる

学生は”学校に対してお金を払う立場”ですが、社会人は”会社から給料をもらう立場”です。お金を払うか貰うかの違いは非常に大きく、お金を払う側が”お客様”だとするとお金を貰う側の人間は”お店”となります。

そのため自身に対する評価というものは自然と厳しくなります。例えば学生時代では遅刻しても軽く叱られるだけで済みますが、社会人になって遅刻をすると最悪のケースでは”人事考課が下がる”ということもあります。

”時間に対するルーズさ”は許されない

仕事をする上で”時間”というものの重要性は非常に高くなります。

こと”時間”という問題においては、学生時代であれば問題にならなかったことも社会人になると大問題につながることも珍しくなく、社会人には時間に対する厳格な自己管理能力が必要となるでしょう。

最も分かりやすい例が”誰かとの待ち合わせに遅刻した場合”でしょうか。

学生時代なら「ごめん遅刻する!」で済んでいた問題ですが、社会人になって遅刻をすると「申し訳ありません、待ち合わせの時刻に遅刻します。到着は〇時〇分になりそうです」と伝え、取引先などが相手の場合はお詫びの菓子折りを持参することも考えなければなりません。

”学校で勉強する”から”プライベートで勉強する”に

証券外務員

社会人になって実感することの1つが、勉強が”プライベートを削って行うもの”に変わることです。

学生のころは勉強というものは学校に行って行うものでしたが、社会人では新人研修やOJT(On-The-Job Training)を除いて基本的に勉強は業務時間外に行うものです。

業務時間は基本的に”仕事をする時間”なので、業務に不可欠な勉強以外を除く、スキルアップのための勉強などはプライベートの時間を使って行うこととなります。

”嫌いな人間”との関係をシャットダウンできない

社会人になると”あの人は嫌いだから付き合わない”ということが出来なくなってしまいます。

学生であれば気の合う友人だけとつるんで行動することが出来ますが、会社の中で仕事をする上では嫌いな人にも話しかけなければならない場面も多く、嫌いだからという理由で人間関係をシャットダウンできません。

嫌いな相手でも表面上は笑顔で接するスキルを持つ人間こそが”社会人”と言ってもいいでしょう。

職場内は”縦社会”が基本

最近は”アットホームな職場”や”風通しの良い職場”という人間関係の良い職場も増えてきましたが、とはいえ上司の意向には逆らわないことが社会人としてのベターな行動です。

学生時代に体育会系の部活・サークルに所属していた経験がある方ならさほど問題はありませんが、文化系の部活・サークルしか経験していない人は会社に入って会社の縦社会の厳しさに驚くことも多いようです。

たとえ同僚に対しても”業務内では敬語”がマストに

学生の頃なら同じ年齢の人に対して敬語を使う機会は無いでしょうが、社会人になると業務内ではたとえ同僚でも敬語で話します。

同僚に対して敬語で話す理由はいろいろありますが、よく言われているのが”同僚に対しても敬意を持つこと”と”業務時間内での余分な私語・無駄話をしないため”という2点です。

同僚に対してため口で話していると、つい業務中でも気が緩んで長話をしてしまったり、仕事仲間として敬意を忘れてしまったりしてしまいがちです。

”過程”ではなく”結果”を出すことが大切に

社会人とは”会社”に属する人間が主で、会社とは”利益を出すために集まった人の集団”を指します。

そのため会社において重要なのは”社員一人ひとりがどれくらい会社にとっての利益を出しているか”ということです。

常に会社で優遇される人材は”利益を出せる人”であり、行動が利益に繋がらない人は同じ会社の中であっても煙たがれることがあります。

新聞やニュースを見るのが当然に

社会に出ると上司から「社会人になったのなら新聞やニュースくらい見ろ」と言われることがあります。

会社でも新聞やニュースを全く見ていない人は殆どいません。もし新聞やニュースを一切見ていないと、不意にでた「今朝の〇〇というニュースどうだった?」なんていう話題についていけなくなってしまいます。

特に会社の重役や管理職以上はニュースに対して敏感な人が多く、そうした人から良い評価を受けるためには自分自身もニュースを学ぶことが必要になります。

”体調管理”は必須のスキル

風邪を引いて心配されるのが学生で、体調管理がなってないと怒られるのが社会人です。もっとも普通の上司なら「しっかり休むように」という一言くらいはありますが、急に会社を休むと同じ職場で働いているメンバーに迷惑が掛かるため、職場の人からの評価は下がることは避けられません。

社会人として健康管理が重要な理由は”会社を休まないため”です。会社ではあらかじめ決められたスケジュール通りに仕事を回しているため、誰か一人でも欠員が出てしまうと他の人がその人の仕事を引き継がなければなりません。

他の人に迷惑を掛けないためにも、日ごろから規則正しい生活を送り、病気にかからないように努力することが重要です。

”親が責任を取る”から”自分が責任を取る”に変わる

経済的に自立していない学生の頃とはちがい、社会人は”なにかあった時に自身で責任を取る力”が備わっています。詳しく言えば、金銭的な責任を取ることが可能であるということです。

また、社会人が起こした事件などは会社にも影響を及ぼすことに注意する必要があります。社会人になると周りからは”〇〇会社の××さん”という肩書で見られることが多くなり、たとえ一人の人間が起こした問題でも会社がバッシングを受けることも少なくありません。

ここで言及する”責任”の範囲としては、仕事はもちろんのことながら、法律違反や常識的行動などの公衆道徳上の責任も含みます。

近年は企業を取り巻くコンプライアンスの問題も重要視されつつある実情も存在しており、”社会人として守らなければならないこと”という責任は以前より大きなものに変わりつつあります。

まとめ:学生と社会人の違いは意外と多い

ここまで見ていただいてありがとうございました。

今回は”学生と社会人の違い”をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

「学生と社会人の違いって意外に多いな……」と思われた方も少なくはないのではないでしょうか?

もしこれから社会人になる方にこの記事を見ていただけたのなら、この記事を通じて入社前に学生と社会人のギャップを解消できることを願っています。

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