株の権利確定日(権利落ち日)ってなに?配当金や株主優待を受け取る際の注意点

権利確定日投資

株主優待や配当金のある銘柄を取引する際に「権利確定日」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

この権利確定日とは、簡単に言うと「その日に株式を所有していた人を株主として認めます」という制度のことで、市場を通して頻繁に売買される株式において、株主を決めて株主優待や配当金を支払うために必要な制度となっています。

今回はそんな権利確定日について、「権利確定日とはどういったものなのか?」「なぜ権利確定日があるのか?」などと行った疑問に答えていきます。

 

権利確定日(権利落ち日)とは?

権利確定日とは、株主としての権利を得られる日

一度でも株式取引を行ったことがある方なら分かると思いますが、株式と言うものは日々市場を通して頻繁に売買されています。

人気の銘柄であれば一日に数百万株以上売買されることもあり、株式の所有者も毎日変わっています。

ただ、毎日株主が変わると「誰が株主なのか?」ということが分からなくなってしまいますよね。誰が株主なのか分からないと困るので、権利確定日という日を指定して「この日に株式を持っていた人を株主とします」ということを決めている訳です。

権利確定日は企業によって違いますが、権利確定日はその企業の決算月の最終日であることが多いです。日本企業では3月末が決算日の企業が多く、権利確定日も3月31日であることが多いです。

 

 

権利確定日に株式を保有することで株主優待や配当金を受け取れる

株主は権利確定日に株式を保有することで、株主優待や配当金などいった権利を受け取ることが出来ます。

株主優待とは「企業が自社の株を保有している株主に自社製品やサービスなどを渡すこと」を指し、配当金とは「企業が稼いだ利益を株主に分配すること」を指します。

どちらも権利確定日に株式を保有している株主のみが受け取ることができ、例えば株式を売却して権利確定日に保有していなかった場合だと、株主優待や配当金を受け取ることは出来ません。

 

株主優待や配当金について、詳しくは下記の記事に書いてあります。詳しく知りたい方はぜひお読みください。

 

「権利確定日」「権利落ち日」などややこしい用語の違いについて

 

権利確定日と似たような用語として「権利落ち日」「権利付き最終日」などがあります。上の図にもまとめていますが、それぞれ下記のような意味合いになります。

権利付き最終日・・・株主優待や配当金の権利が貰える最終日。この日までに購入すると今期の株主優待や配当金を貰うことが出来る。
権利落ち日・・・株主優待や配当金の権利が無くなった日。この日に購入しても今期の株主優待や配当金は貰えない。
権利確定日・・・この日に株式を所有していれば株主としての権利を獲得できる。

似たような言葉だから間違わないように注意してね!

 

権利確定日の2営業日前までに購入しないと株主の権利は受け取れない

先ほど「権利確定日に株式を保有していれば株主優待や配当を受け取れる」とお伝えしましたが、そのためには権利確定日の2営業日前までに株式を購入する必要があります。

例えば下記の表で、3月31日が権利確定日だった場合は3月29日までに株式を購入しなければならない訳ですね。その場合、3月29日の15時までに株式を購入すれば株主としての権利を受け取ることが出来ます。

このようになっている理由として、株式の受渡日が購入日の2営業日後となっているからです。もし権利確定日の3月31日に購入した場合だと、実際の受渡は2営業日後の4月2日となるので、権利確定日には株を所有していない扱いとなってしまう訳です。

なので、権利確定日に株式を保有しておくためには29日までに購入しておかなければならないということですね。

ちなみに権利確定日は銘柄によって違います。権利確定日が9月末や12月末ということもあるので、株を購入する時は権利確定日が何時なのかをしっかりと確認するようにしましょう!

 

権利付き最終日を過ぎたら株価は下がる?

特に配当利回りが高い銘柄で起きやすいことですが、権利付き最終日を過ぎたとたんに配当株の株価が下落することがあります。

これは、配当金狙いの投資家が株を売却しているためです。

配当金狙いの投資家にとって配当金の権利を受け取った後の株は要らないので、株主としての権利が無くなる権利落ち日に一斉に売却しだすということですね。

よって、権利落ち日になると配当株の株価は下落する傾向があります。この傾向を利用して権利落ち後に安く購入することも出来る場合もあるので、配当株を狙っている人は覚えておいても損にはならないでしょう。

図中にある通り、権利落ち日になると株を売る人が増えてしまいます。安く買いたい場合は権利落ち日まで待っておくのも一つの手段です!

 

 

まとめ:株主優待や配当金が目当ての場合は権利確定日を調べておこう

もし株主優待や配当金が目当てで株式を購入する場合は、その銘柄の権利確定日が何日になるのか把握するようにしましょう。

間違えて権利落ち日以降に株式を購入してしまうと、株主としての権利を受け取ることが出来なくなってしまいます。

また、権利確定日は企業によって違います。企業の権利確定日はYahooファイナンスなどの株価検索サイトから調べることが出来るので、購入前に調べておくことが大切です。

 

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