キーボードは有線と無線のどっちがおすすめ? | 失敗しないキーボードの選び方

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パソコンで使うキーボードを選ぶとき、大きく分けて「有線キーボード」と「無線キーボード」の2つの中から選択することになります。

有線キーボードと無線キーボードにはそれぞれメリット・デメリットがあります。例えば有線キーボードの場合は電池消費や混線の恐れが無いメリットがある代わりに、コードが嵩張ってしまうというデメリットが存在しています。

こうしたそれぞれのメリット・デメリットについては実際に使ってみなければ分かりません。この記事では、実際に使ってみて感じた有線キーボードと無線キーボードのメリットとデメリットについて解説をしていくので、ぜひキーボード選びの時には参考にしてみてください。

 

有線キーボードを選ぶメリット・デメリット

それでは、ここからは有線キーボードを選択するメリット・デメリットについて解説をしていきます。

有線キーボードを使用するメリット・デメリットについては下記の通りとなります。それぞれを詳しく解説していくので、ぜひご覧ください。

電池交換や充電が必要ない
キーボードの初期設定が簡単
接続が安定している
コードが邪魔/コードの断線が起こる可能性がある
USBポートを消費してしまう

 

有線キーボードのメリット

電池交換や充電が必要ない

有線キーボードの一番のメリットとしては、電池交換や充電の手間が掛からないということでしょう。

無線キーボードは内蔵バッテリーや電池を使用して電力を供給しているので、定期的にバッテリーの充電や電池交換を行う必要があります。しかし有線キーボードの場合はパソコンから直接電力が供給されるため、電池の交換を行う必要がありません。

最近は技術の進歩によって無線キーボードでも少ない電力で長時間使えるようになっていますが、それでも電池交換やバッテリー充電の手間はかかってしまいます。

これらの電力消費について、当然ですが無線キーボードは使う頻度が高いほど電力消費も多くなってしまいます。仕事などで一日に多くの時間キーボードを使う場合は、バッテリーの充電や電池交換を行う頻度も高くなってしまうデメリットが存在すると言えます。

キーボードの初期設定が簡単

もう一つ有線キーボードのメリットが、キーボードの初期設定が簡単だということです。

無線キーボードの使用する場合は初めてパソコンに接続した後にドライバのインストールを行う必要があります。しかし有線キーボードの場合はドライバのインストール無しで使用できる場合も多いため、初期設定の手間が掛からないメリットがあります。

初期設定で時間を取られたくないという方や、面倒な操作をしたくないという方は有線キーボードの方がおすすめできるでしょう。

接続が安定している

有線キーボードはパソコンとコードで接続しているため、無線タイプに比べて接続が安定しているというメリットがあります。

無線キーボードの場合は他の無線デバイスを混線してしまったり、ドライバの不具合で上手く機能しなくなってしまうことがあります。しかし有線キーボードの場合はコード接続を行っているため、それらの不具合が起こる可能性を抑えることが可能です。

トラブルが起こる可能性も無線キーボードより有線キーボードの方が高いので、安定して使いたいのであれば有線キーボードの方がおすすめ出来るでしょう。

 

有線キーボードのデメリット

コードが邪魔/コードの断線が起こる可能性がある

有線キーボードはパソコンと接続する際にコードを使用しているので、デメリットとしてはコードが邪魔になる/コードの断線が起こってしまう可能性があることが挙げられます。

基本的に有線キーボードのコードの長さは1メートル前後の商品が多く、それなりに長さがあるためコードが絡んでしまうが多々あります。また、コードが絡んだことで断線が生じて、キーボードの寿命を縮める原因にもなってしまいがちです。

反対に無線キーボードならコードが絡んだり、断線することはありません。コードが邪魔に感じている方は無線キーボードを選ぶのがおすすめでしょう。

USBポートを消費してしまう

有線キーボードを使用する場合は、どうしてもパソコンと接続しなければならない都合上、パソコン側のUSBポートの枠が一つ消費されてしまいます。

キーボード一つだけなら気にする必要はないかもしれませんが、他にもマウス・ゲームパッド・スピーカーなど様々なデバイスを使用する場合は、できるだけUSBポートの数は開けておきたいと考える人も多いです。

通常のデスクトップパソコンのUSBポートの枠は2~6個であることが多いですが、使用しているパソコンのUSBポートの数が少ない場合は無線キーボードを使うなりして節約した方が良いと言えます。

 

無線キーボードを選ぶメリット・デメリット

それでは、これからは無線キーボードを選択するメリットとデメリットについてお話していきます。

以下の点が無線キーボードを選んだ時のメリットとデメリットになります。それぞれを詳しく解説していくので、ぜひご覧ください。

コードが絡まらない/断線しない
USBポートの枠が一つ空く
スマホやタブレットでも使える
動作が不安定になることもある
充電や電池交換が必要

 

無線キーボードのメリット

コードが絡まらない/断線しない

無線キーボードの最大のメリットが、コードが絡まない/断線しないということでしょう。

有線キーボードの場合はコードでパソコンに接続している都合上、机の上などでコードが絡まってしまうということが少なくありません。また、コードが絡まることで配線に負荷が掛かってしまい、最悪の場合は断線が生じてキーボードが使えなくなってしまうこともあります。

特にパソコン近くに色々な周辺機器を置いている方こそ無線キーボードを利用するメリットは大きいです。有線キーボード以外にも有線マウスや有線ゲームパッドなどを使っている場合は配線で机の上がごちゃごちゃしてしまいがちですが、無線デバイスを使用することで配線をスッキリさせることが出来ます。

USBポートの枠が一つ空く

無線キーボードの場合はパソコンと無線接続をすることになるので、パソコン側のUSBポートを消費する必要がなくなります。USBポートの数が少ないパソコンを使っていたり、他に有線デバイスを使っている場合は無線キーボードの方がおすすめです。

基本的にパソコンのUSBポートは、デスクトップ型の場合はUSBポート数が2~6個の間であることが多いです。無線キーボード1つを使うだけなら問題ありませんが、他にも有線マウスや有線ゲームパッドなどを使っているのであれば、無線キーボードを使用することでUSBポートの数は節約しておくと便利です。

スマホやタブレットでも使える

無線キーボードの中でも、Bluetoothで接続するタイプのキーボードの中にはスマホやタブレットでも使用できるものもあります。通常の有線キーボードならスマホにUSBポートが無いため接続が不可能ですが、Bluetooth接続の無線キーボードならスマホやタブレットに対しても簡単に接続可能です。

もしスマホやタブレットでキーボードを使えれば、普通にスマホ画面でフリック入力をするよりも早く文字を打つことが出来るようになります。例えばスマホゲームでチャットをするときにもキーボードがあると便利になると思います。

 

無線キーボードのデメリット

動作が不安定になることもある

無線キーボードは基本的にBluetoothでパソコンと接続するタイプのものが多いですが、キーボードの近くに無線マウスや無線イヤホンなどの無線デバイスがあると通信が干渉して動作が不安定になることがあります。

また、無線キーボードはWiFiとも干渉する場合があるので注意しましょう。その場合は無線マウスの使用を取りやめるか、自身でWiFiの通信規格を変更しなければキーボードを使うことが出来なくなってしまいます。

充電や電池交換が必要

無線キーボードの性質上、どうしても定期的にバッテリーの充電や電池交換の作業が必要となります。

最近は技術の発展によって少ない電力で長時間使用できる省電力タイプの無線キーボードも発売されています。しかし、それでもバッテリー充電には少なくない時間が掛かってしまいますし、電池交換だと作業の手間が掛かってしまって面倒に感じることもあるでしょう。

基本的に無線キーボードの電池寿命は通常タイプで3ヵ月~半年、省電力タイプだと1年~3年程度であることが多いです。もちろん充電が切れてしまうと無線キーボードは使えなくなってしまうので、もし無線キーボードを使う場合は電池交換は必須になります。

 

結局、有線と無線どちらのキーボードがおすすめなの?

ここまでで、有線キーボードと無線キーボードのメリット・デメリットについて解説をさせていただきました。

どちらを選ぶのがおすすめなのかは使用する状況などで変わってくるので、「絶対有線(無線)キーボードの方がおすすめです!」と言うことはできません。

ただ、個人的には無線キーボードを選ぶ方が使い勝手はいいと思います。

昔は無線キーボードというと「電池がすぐに切れてしまう」という商品もありましたが、最近は技術の発展によって少ない電力で長時間使用できる無線キーボードも多くなっています。

もちろん有線キーボードにもメリット(接続が安定している等)はありますが、特にこだわりが無いのであれば無線キーボードを選択するのがいいでしょう。

 

【有線・無線】おすすめのキーボード

有線タイプのキーボード

おすすめの有線キーボード① エレコムTK-FCM108XBK

こちらはエレコム製の有線キーボードです。軽い力でキーを打てるため長時間使用しても疲れにくいのがポイントで、仕事や長時間の作業をすることが多い方にはおすすめのキーボードです。キーボード右側にはテンキーも付いているので、数字を多く扱う作業も楽々こなすことができます。

購入後パソコンにUSBケーブルを差すだけで使用することができるので、面倒な初期設定を行う必要もありません。コスパも非常に高いので、有線キーボードで迷った場合はこちらを選んでもいいと思います。

おすすめの有線キーボード② ロジクールK120

こちらはロジクール製の有線キーボードです。消音タイプとして設計されているキーボードなので、タイピングの際にもカタカタと音がうるさいことはありません。テンキーもついているため、仕事にも最適なキーボードの一つです。

また、キーボード本体に耐水設計が施されているため、誤ってキーボードの上に飲み物をこぼしても問題ありません。値段も2,000円以下とコスパも非常にいい商品なので、購入して損は無いと言えるでしょう。

 

無線タイプのキーボード

おすすめの無縁キーボード① ロジクールK295GP

ロジクールが製造している無線キーボードです。省電力タイプとして設計された無線キーボードで、電池寿命は約2年間なため、電池交換の手間が掛からないのも嬉しい点です。

普通ならカタカタとうるさいタイピング時の音も、この商品だとタイピング時に発生する音が従来モデルの90%になるよう設計されているため静かにキーボードを使うことが出来ます。他にも耐水設計が施されているため、水やお茶などをキーボードの上にこぼしても壊れることはありません。

おすすめの無線キーボード② エレコムTK-FDM105TXBK

こちらはエレコム製の無線キーボードです。キーボード全体がコンパクトにまとまっているため、狭い机の上でも問題なく使用することが出来ます。ただ、USBレシーバーが必要なタイプで、Bluetoothタイプではない点には注意です。

無線キーボードの中でも特に電池消費が少ない省電力タイプで、1回の電池交換で約4年間ものあいだ連続使用が出来ます。キーボードには電源ボタンもついており、不使用時には電池消費を抑えることも出来ます。値段も安くコスパの良いキーボードなので、無線キーボードで迷ったらこちらを選択するのもいいでしょう。

 

まとめ:有線・無線キーボードのメリットとデメリット

パソコンに接続して使うキーボードには、大きく分けて「有線タイプ」と「無線タイプ」の2種類が存在しています。

有線キーボードと無線キーボードにはそれぞれメリット・デメリットがあるため、使用する環境やキーボードに求める性能などによってどちらを使用するか決めるのが良いでしょう。

ただ、どちらを選んだらいいか分からないという方は「無線キーボード」を選んでおくと無難でしょう。

最近は無線キーボードでも電池寿命が1年以上持つ商品も多くあるため、無線タイプの最大のデメリットである「電池交換をしなければならない」という点が緩和されつつあります。

無線キーボードであればパソコン回りの配線をスッキリ整理することも出来るので、使い勝手以外にも、整理整頓の面でも使用するメリットもあると言えるでしょう。

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