画像加工ソフト『PhotoScape』のダウンロード方法と使い方!

画像編集ソフトパソコン&スマホ

スマホやカメラで撮影した画像をPCで編集したい時、無料で使用できる画像加工のフリーソフトはたくさん存在します。ソフトによっては全ての機能が無料で使えるモノもあれば、一部機能は有料制となっているモノもあります。

今回は、そのような画像加工ソフトの中でも、無料で使えて非常に使い勝手のいい『PhotoScape』のダウンロード方法や使い方について解説を行っていきます。

「パソコンで画像の加工をしたいけどやり方が分からない……」という方は、ぜひ参考にしてください。

『PhotoScape』のダウンロードでは直接exeファイルのみが保存されるため、解凍の必要はなくダウンロードしたexeファイルを実行するだけです。

exeファイルを実行するとセットアップ画面が出てくるので、案内に従ってインストールを行っていきましょう。念のため下にインストールの案内を載せておきますが、基本的に「次へ」を押すのみでインストールは完了します。

▼インストール画面。「次へ」を押していくだけで終わります。

 

『PhotoScape』の使い方

編集したい画像の出力方法

編集したい画像を『PhotoScape』に出力する時は画面上部の「画像編集」を選択しましょう。あとは出力したい画像が入っているフォルダを開くと画面左下に画像一覧が表示されるので、使用したい画像を選ぶだけです。

なお、画像ファイルの拡張子はJPG、JPEG、GIFなどは対応しています。基本的に殆どの画像ファイルの拡張子には対応しているとは思いますが、ファイルを出力できない場合は拡張子を変更してみると良いでしょう。

▼加工したい画像を選ぶには、画面左上の「画像編集」を選択すること。

 

明るさ、カラー、シャープ等の編集

明るさやカラー等の編集は、画面下の「ホーム」タブから行うことが可能です。この画面は『PhotoScape』に画像を出力した際に出てくるので、まず迷うことは無いと思います。

また、『PhotoScape』では明るさやカラーの変更以外にも、シャープ(画像をくっきりさせること)や、ブルーム(明るい部分を滲ませること)などの加工も出来ます。他にも画像をモノクロにしたり、絵画風にしたり、ガラスタイル風のフィルターを掛けることも可能です。面白い機能が沢山ついているので、最初はあちこち触ってみるのも良いでしょう。

▼「ホーム」タブから明るさやカラーなどの編集が可能。

 

画像や図形、文字などを挿入する方法

画像や図形などは、画面下部の「オブジェクト」タブを開くことで挿入することが出来ます。上記の画像にも書いてありますが、画像や図形以外にも、吹き出し、テキスト、アイコンなど様々なオブジェクトを挿入することが可能です。

それぞれのオブジェクトの種類も豊富で、例えばアイコンは百種類以上のモノから無料で選択することが出来ます。もちろん好みの素材が無ければ自分で挿入することも出来るので、ネットから素材をダウンロードして画像に貼ってみるのも良いでしょう。

▼画像や図形などを挿入したい時は、「オブジェクト」タブから行う。

 

画像にペンで文字や図を描く方法

画像にペンで文字や図などを書くには、画面下部の「ツール」の「ペイントブラシ」を選択しましょう。選択した後は画像をマウスでドラッグすることで文字を書くことができます。

線の太さや色が気に入らない場合は、「ペイントブラシ」の上にある場所で線の太さや色を変更することが可能です。また、SHIFTキーを押しながらマウスを移動させることで薄い線を書くこともできます。

▼「ツール」タブの「ペイントブラシ」からペン機能を使える。

 

画像のトリミング方法

画面下部の「トリミング」というタブをクリックすることで、画像のトリミング加工を行うことが出来ます。トリミングの方法は標準ソフトの「ペイント」などとやり方は同じで、画像部分をドラッグ&ドロップすることでトリミングをしたい部分を選択することが出来ます。

また、トリミングはサイズ指定(800×400など)で切り抜くことも出来ます。デフォルトではドラッグ&ドロップした部分がトリミングされることになるので、サイズ指定をしたい場合は「トリミング」タブの下側にある「自由トリミング」という箇所を変更しましょう。

▼トリミングを行うときは「トリミング」タブを選択しよう。

 

▼トリミング後の画面

 

画像のモザイク加工

画像のモザイク加工をする時は、画像の下の「ツール」タブから「モザイク」をクリックしましょう。モザイクを掛けたい部分をドラッグ&ドロップすることで加工を行うことが出来ます。基本的にトリミングなどの方法と同じなので、画像加工に慣れている方には簡単だと思います。

また、モザイク加工では「低、中、高」と3段階のレベルを選ぶことができます。高にするとモザイクのドットが荒くなり、低にすると細かいドット目でモザイクが作成されます。

▼画面下部の「ツール」タブから画像のモザイク加工が可能。

 

▼モザイク加工後の画面。画像はモザイク(中)で作成したもの。

 

複数の画像を結合する方法

複数の画像を結合したい時は、画面上部にある「結合」タブを選びましょう。結合タブを開くと画面左側で画像を選択できるようになるので、結合したい画像を選んで画面中央にドラッグ&ドロップします。

結合したい画像を選んだあとは、画面左側で設定を行う必要があります。設定については好きなようにして大丈夫ですが、重要なのは「列」とリサイズ比率」です。「列」は一列に並ぶ画像の数を表しており、「リサイズ比率」は素材となる画像をどのくらい縮小化するかを選べます。例えば下記では4つの画像を結合しているので、元画像の25%までサイズを縮小しています。

▼画像を結合する時は、最低でも「列」と「リサイズ比率」の設定をするべし。

 

GIF画像の作成

GIF画像を作成したい場合は、画面上部のタブから「GIFアニメ」という項目を選びましょう。ここでは複数の画像を選んでスライドショー形式のGIFアニメを作成することが可能です。

画像を選択したあとは、スライドショーの画像が切り替わるまでの時間を変更しましょう。初期設定だと1秒で画像が切り替わる設定になっていますが、1秒だと短すぎるので2~3秒くらいに変更してあげるといいでしょう。

▼GIFは画面上部の「GIFアニメ」から作成できる。

 

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