大学生って思ったより暇ですよね。授業も最大限詰め込んだとしても一週間で10個~15個程度しかなく、単位の取り方によっては平日でも学校に行かなくて良い日も出てきます。
高校を卒業して晴れて大学生になった方が一番驚くのが、大学生活がいかに暇であるかということだと思います。授業を比較的多く取っている1年生ですら暇と感じる方も多いのですから、単位を取り切った3、4年生がどれだけ時間が余っているのかは推して知れるでしょう。
今回は「暇な大学生におススメの趣味8選!」を厳選してお届けします。この記事で自分に合う趣味を見つけていただければ幸いです!
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現役大学生いわく「大学は暇である」
基本的に「暇」というイメージを持たれることの多い大学生ですが、実際のところはどうなのでしょうか?
僕たちが高校生の頃は、遊んでいることの多い大学生を見て「学校に割かれる時間が少なくて羨ましいなぁ」と思っていました。知り合いの大学生と話しても「基本的に暇だよ」との解答ももらい、羨望の眼差しで大学に通う彼らの背中を追っていました。
しかし、本当に大学生は「暇」なのでしょうか? 彼らは学業以外にも、アルバイトやサークル活動など時間の取られることも多く、大学生は暇であるというのは傍から見た人間による決めつけに過ぎないのかもしれません。
結論から言えば「大学生はめちゃくちゃ暇」です。もちろん全ての大学生が暇であると言うことは出来ませんが、少なくともほとんどの大学生は暇です。
例外的に「大学生の内から国家試験等の勉強をしている学生」や「医学部、教職課程など選択する授業の量が多い学生」、「学費を賄うために長時間アルバイトに励む学生」などは暇ではないでしょう。日々、授業とそれ以外のことを並行して進めなければならないのですから、暇と思える時間は少ないことでしょう。
ですが、そんな真面目な大学生は一握りです(笑)
大半は、大学生としての時間を長く感じながら日々を過ごしています。熱中できる趣味があるならばその限りではありませんが、無趣味な方にとっては4年間の大学生活は暇以外の何物でもないでしょう。
特に3年生と4年生の暇具合はやばいよ! 授業は週に1回で、毎日が夏休みのような感じです!
大学生が趣味を持つメリット
僕は「暇な大学生だからこそ趣味を持て」と声高々に叫んでいます。では、大学生が趣味を持つメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
大学生が趣味を持つメリットは以下の通りです。
- 暇な時間が減る
- 共通の趣味を持つ友人が増える
- 就活でアピールできる
それでは、それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう!
暇な時間が減る
最も単純なメリットですが、それだけに効果の大きいメリットです。
先述しましたが、大学生は暇な時間を持て余しているケースが多数です。授業に通う時間もそれほど多くはないので、これまで生きてきた人生の中で最も暇な時間が多いと言う人も多いでしょう。
趣味の種類によっては大学4年間を通して楽しめるものもあるので、暇つぶしとしては最適と思います。
また自分の性格に合った趣味を見つけることが出来れば、今後の人生も彩り豊かなものになるでしょう。
共通の趣味を持つ友人が増える
大学生活を楽しむための秘訣としては「出来るだけ多くの友達を作る」というものがあります。
いくら学問を学ぶ場であると言っても、4年間一人ぼっちで過ごすのは寂しいですからね。気の合う仲間を見つけることが大学生活を有意義に過ごすために必要となります。
何か一つでも趣味があれば、その趣味に共通した友人を作ることが簡単になります。初対面の相手と話すときも共通する趣味を持っていれば会話が盛り上がることは間違いなしです。
また、大学には様々なサークルがあり、その中に趣味に関連するサークルが存在するかもしれません。王道のものだと「旅行サークル」「サイクリングサークル」などがあり、サークルに入ることでより広い交友関係を築くことが可能になるでしょう。
就活でアピールできる
履歴書やエントリーシートを書く際には、「趣味・特技」欄というものがあります。正直まったく必要性を感じないものですが、空欄で出すわけにはいかないので何かを書かなければなりません。
そんな時にパッと自分の趣味を書けたらいいですよね。別に適当に書いても構いませんが、面接で話題になる場合も多いので、少なからず知識のある事柄でないとボロが出てしまうでしょう。
また、趣味の話題は自己アピールにも繋げることが可能です。例えば映画が趣味な人は「登場人物の心情を考えてるうちに、他人の考えていることが分かるようになった」などを言えれば就活で有利に立ち回れると思います。
大学生におススメの趣味8選!
ここからは大学生におススメの趣味を書いていきます。もし興味があるものが見つかれば試してみてください!
趣味って合う合わないがあるから注意した方がいいかも。一応ね。
旅行に行く
おすすめ度:★★★★★
・旅行が趣味の人も多いため、仲間が見つけやすい
・「留学」という形をとれば就活で最強になる
大学生は旅行が趣味の人が多いです。社会人になって仕事を始めると気軽に旅行へ行くことも難しくなるので、時間のある大学生のうちに楽しんでおこうという考えらしいですね。
気ままに一人旅をするのも良いですし、友達とワイワイ騒ぎながら行くのも楽しいでしょう。自分の知らない場所で、知らない景色を観ることができる旅行にハマる人も多いと聞きます。
大学生の内なら「学割」が効く移動手段もあるので、交通費を抑えて遠出することも可能です。旅行以外にも海外留学という手段を取ることも可能で、そうした場合は就活でアピールできる点になるでしょう。
映画鑑賞
おすすめ度:★★★★★
・空いた時間で見れるため暇つぶしになる
・語学の勉強も並行して出来る場合もある
旅行と同じくらい多い趣味が「映画鑑賞」ですね。洋画から邦画まで、最新作からレトロな作品まで、さまざまなジャンルがあって退屈しのぎには最適の趣味と言えます。Amazon Prime Videoなどの見放題サービスを使えば月400円~で済ませられるので、あまり費用も掛かりません。
また、映画は語学学習の一環として視聴する人も少なくありません。例えば英語では、不足しているリスニング能力を鍛えるために洋画を見たりと、勉強と趣味を同時に行えるのが強い点ですね。他の趣味と比べて自分が映画を見たいと思った時間に見れるので、「することが無くて暇な時間に見る」なんて時間の使い方が出来るのが魅力的な点だと思います。
音楽を聴く
おすすめ度:★★★★★
・ライブ仲間が出来やすい
・聴くだけなので趣味として入りやすい
旅行や映画に並んでメジャーな趣味ですね。音楽を聴くことが趣味な大学生も多く居るため、何かと話題にしやすい趣味のひとつでもあります。深い造詣があればとことん語り合うことが出来るため、一緒にライブに行くほど仲の良い友人を作ることも可能でしょう。
それ以外にも、音楽は聴くだけで終わるので他の趣味より取っつきやすいものと言えますね。ライブやコンサートに行くとなると話は変わりますが、触りたては「ただ音楽を聴いているだけ」なので、他の趣味よりも気軽に挑戦できることも魅力のひとつだと思います。
資格の取得
おすすめ度:★★★★☆
・勉強することが苦にならなくなる
・将来の仕事で活かせる能力が出来る
「それって趣味なの……」と思う方も多いでしょうが、なかには資格の知識を勉強することではなく、資格を取得することだけに目的を置いて勉強している人もいます。
主なメリットは「就活のアピール点が増える」「仕事で活かせる能力が増える」という点でしょうか。将来のことを思えば大学生の内から勉強しておくことは重要です。出来ることの引き出しを増やしておくという意味でも、色々な知識を仕入れておくことは決して不利になることはありません。
また、資格の勉強を趣味にすることによって「勉強が苦にならなくなる」という副次的なメリットも発生します。普段から勉強を行うことでそれが習慣化され、勉強をすること自体を苦痛に感じることがなくなります。
読書
おすすめ度:★★★★☆
・文章能力が向上する
・地位の高い人とつながりが出来やすい
よく「文章力を付けるためには何をすればいいですか?」という質問に、「本をたくさん読め」という解答を見かけるように、読書を日ごろから行っていればかなりの文章力が身に付きます。文法作法も理解できますし、何気なく見た言い回しなどは頭の片隅に残り続けます。人生で文章を書く機会は星の数ほど存在しているので、日ごろから読書をしている人はそのような時に強いでしょう。
それと社会人になると、高い地位に居る人ほど読書家が多いことに気づきます。曰く、教養の一部として読書を嗜んでいるらしいです。そうした際に読書の話題について行くことが出来れば「コイツ出来るな……!」なんて思ってもらえる可能性も高くなります。
大学の図書館などに行けばお金もかからないので、費用面でも優れている趣味だと言えますね。
ドライブ
おすすめ度:★★★☆☆
・落ち込んだ時の気分転換になる
・運転技術が上がる
車を持っている大学生でないと気軽に行えませんが、ドライブを趣味として楽しむのもアリです。感性としては旅行に近く、自分の知らない街並みや風景を楽しめる人に向いていると思います。運転が好きな人はドライブをしているだけで気分転換になりますし、気分が沈んでいる時にはストレス解消も出来るでしょう。
また、運転技術が上がるというのも重要ですね。将来、仕事で運転をしなければならない時が来た時のために、今のうちに経験を積んでおくのが良いかもしれません。
ヒッチハイク
おすすめ度:★★★☆☆
・コミュニケーション能力が鍛えられる
・就活で話題性抜群!
偏見ですが、ヒッチハイカーの8割は大学生だと思っています。社会人でヒッチハイクする時間なんてありませんし、高校生以下は親に反対されるでしょう。故に道路の端っこでプラカードを持って佇んでいる彼らは、ほとんどが大学生だと言うことが出来ます。
良いところは「お金があまりかからない」「コミュニケーション能力が鍛えられる」ということですね。初対面の人の車に乗せてもらう形になるので、嫌でもコミュニケーション能力は上がることでしょう。その関係で就活でもアピールしやすい趣味とも言えます。
ただ、車に乗せてもらうのも苦労するケースもあるので、簡単にできる趣味ではないと思います。相当コミュニケーション能力に自身がある人以外は見送るのが吉かもしれません。
趣味を楽しむためのコツ
この記事で色々と趣味を紹介してみましたが、そうはいっても「自分が本当に楽しめる趣味」でないと長続きはしません。
いくら世間的に人気の趣味だったとしても、自分自身が楽しめていなければ意味がありませんからね。そういう意味では、楽しめていない趣味ならいっそ止めてしまってもいいのかもしれません。
「自分が本当に楽しめる趣味」の要素としては、やはり「趣味を共有できる友人が居るか」というところだと思います。
どんなに楽しい趣味だったとしても、仲間と楽しさを共有できなければ面白くありませんからね。「これ面白い!」って思って始めたソシャゲも、自分一人しかやっていないと萎えてしまうものです。
なので、趣味を始める際には出来るだけ周りを巻き込むようにするのがおすすめです。友達や恋人に、「今この趣味が気になっているのだけど、良かったら一緒にどう?」という感じで誘ってみましょう。
長く退屈かもしれない大学生活も、仲間と共有できる趣味を見つけられると楽しくなるでしょう!