サブカル好きなら絶対読むべき小説6選【厳選しました】

サブカル 小説サブカル

こんにちは、自称サブカルクソ男のバニラアイスです。

 

突然ですが、あなたは普段どんな小説を読みますか?

ミステリー、恋愛、純文学、ライトノベルなどなど、小説のジャンルは数多くあります。

 

今回は「サブカル好きなら絶対ハマる小説」をピックアップしてご紹介します。

サブカル男子・女子が好む小説のジャンルも併せて記載していくので、ぜひ見て行ってください!

サブカル好きってどんな小説がすきなの?

「サブカル好きって結局どんな小説のジャンルが好きなの?」という疑問はありませんか?

サブカルって言葉の範囲が広すぎて、「サブカル好きがハマる小説」なんて言われてもいまいちピンと来ませんよね。

なので、まずは「どんなタイプの小説をサブカル好きは好むのか?」というところを解説していこうと思います。

少し古めの小説

サブカル民の特徴として、他の人と違う行動がしたがるというものがあります。

「他の人がやってないことをしている俺カッケー」という感じで、自分だけがやっているという優越感に浸っています。

例えば、流行している小説は読みたがりませんし、SNSでバズっているコンテンツなどは触れたがりません。

僕もそのうちの一人で、『君の名は。』が流行っても絶対に行きませんでした。

一緒に行く女性が居なかったというのもあるんですけどね……。

 

なので、『話題沸騰中』なんて売り出しがされている小説は基本的に読みません。

ゆえに必然的に注目が集まる新作は避けて、少し古めの小説を読みたがる場合が多いのです。

独特の世界観や設定がある小説

サブカル人間は独特の世界観を持つ小説が大好きです。

「ありきたりではつまらない」と感じるのがサブカル好きなので、テンプレートな設定は嫌うんですよね。

「この設定、前にどこかで見たな~」なんて感じると、残念なことにすぐ本を閉じてしまいます。

オンリーワンな小説のみを好むのがサブカル好きの特徴なのです。

 

具体的なジャンルとしては、SFなどでしょうか。

物語の舞台が地球ではなかったり、未知の宇宙生命体、アンドロイドなどが登場する作品が多いですね。

そんな独特の世界観に魅せられて小説を読むサブカル好きも数多くいます。

なんとなく難しそうな小説

いや、馬鹿にしているわけではないですよ(笑)

サブカル好きの僕だからこそ分かりますが、時には「興味ないけど、難しそうだから読んでみるか」と思うことがあります。

そして「難しい本を読んでいる自分カッコいい」と自分に酔っているのです。

 

喫茶店などでコーヒーを片手に難しそうな小説を読んでいる人が居たら、「この人サブカル好きなのかな?」と思ってください。

その人は1万分の1くらいの確率で僕かもしれません。

サブカル好きがハマる小説のジャンル

それでは具体的にサブカル好きがハマる小説のジャンルを紹介していきます。

既に書いてしまったものもありますが、次のような小説のジャンルがあります。

 

  1. 純文学(難しくて読んでいて気持ちいい)
  2. SF(世界観がグッとくる)
  3. ミステリー(「通」な感じがする)

 

では、これから具体的な小説の作品を挙げていきます。

 

純文学

太宰治『人間失格』

 

「恥の多い生涯を送ってきました。自分には、人間の生活というものが、見当つかないのです」(太宰治『人間失格』より抜粋)

 衝撃的な一文から始まる、昭和時代の小説家の苦悩と絶望を描いた作品。この小説を書き終わった太宰治は、1か月後に玉川上水にて入水自殺している。

ストーリー

 主人公の大庭葉蔵(おおばようぞう)は、東北の片田舎にある、とあるお金持ちの家に生を受けました。彼は裕福な家庭と美麗な容姿に恵まれていましたが、どうしても1つだけ他人に言えない悩みがあったのです。

 それは、「他人の感情を理解することが出来ない」ということでした。使用人や隣人だけではなく、血の繋がった家族でさえも、彼からすると何を考えているのか慮ることが出来なかったのです。痛みも、苦しみも、喜びも、悲しみも、彼には「他人が何を考えているか」ということを見ることは出来ませんでした。

 そうした葛藤を幼いうちから抱え込みながら、彼は中学生、高校生と歳を経ていきます。そしていつしか大人になり、1人の女性との出会いが彼を変えました。その女性は純粋で人を疑うことを知らず、人を信用できない葉蔵とは正反対の人間でした。

「彼女と居られるなら、自分も変われる」と救いを感じた葉蔵を襲ったのは、どうしようもない悲劇でした――。

 

 個人的に純文学の中で一番好きな作品です。
「恥」という文字から始まるところが、太宰の苦悩と絶望を言外に示していると思います。
 協調性だとかコミュニケーション力だとか、他人と関わることを強制される現代の若者にはぜひ読んで欲しいです。

夏目漱石『こころ』

 

「お嬢さんに恋をしている」(夏目漱石『こころ』より抜粋)

「精神的に向上力のない者は馬鹿だ」(夏目漱石『こころ』より抜粋)

ストーリー

 とある夏休みの1日、鎌倉の由比ヶ浜に海水浴へ来ていた「私」は、どことなく不思議な雰囲気を醸し出す「先生」と出会った。出会いは偶然だったものの、夏が終わり東京に帰った後も先生と私の交流は続き、私はいつしか先生の家に出入りするくらいの関係になっていた。

 先生と親しくなって気が付いたことがあり、どうやら彼は毎月誰かの墓参りに行っているようだった。そして、時に不可思議な言葉を私に残して去っていく。その言葉の真意が分からない私は、過去に何が起こったのかを確かめるべく先生に迫った。

 それから何日か経ち、私の下に「父が危篤である」という報せが届く。急いで私は実家に向かう汽車に乗り、父の容態を見届けるべく帰省をした。

 そして、いよいよ父の容態が危なくなってきたころ、一通の分厚い手紙が届いた。
「あなたがこの手紙を手に取るころには、私はこの世にいないでしょう。」(夏目漱石『こころ』より抜粋)

 

 太宰に続いて純文学で2番目に好きな作品です。
 裏切った親友の亡霊に取りつかれ、Kを自殺に追い込んだ自分を価値のないものだと断定して、最後には自死を選択する「先生」。
 もし生きているうちに「私」に対して過去の罪を吐露することが出来ていれば、先生が死なない物語もあったのかなぁと思います。

SF(サイエンス・フィクション)

有川浩『図書館戦争』

(引用:角川文庫

 

「気に入った本を読む自由もないんですか?」(有川浩『図書館戦争』より抜粋)

「本を焼く国はいずれ人も焼く」(有川浩『図書館戦争』より抜粋)

ストーリー

 1988年、青少年に悪影響を与える創作物や公序良俗に反する表現を取り締まるために「メディア良化法」が施行された。その法律は書籍の検閲のみならず、マスコミへの報道規制やインターネット上の記事の削除命令などにも執行権があり、違反者を擁護する者、執行を妨害する者に対しては武力行使をも認められていた。

 種別を問わず、表現規制のために武力を以って行われる検閲。そうして過熱の一途をたどる「メディア良化法」を止めるべくして立ち上がったのが、表現の自由を掲げる「図書館」であった。彼らは「図書館の自由法」を制定し、すべてのメディアを検閲しようと企むメディア良化隊との戦争を始める。

 主人公の笠原郁(かさはら いく)は、激化する表現規制のなか、とある図書隊員に命を救われたことが切っ掛けとなり、図書隊の1人となって本の自由を守る道へと進むことを決意する。命の危機を救ってくれた図書隊員と再開するために、メディア良化法を廃止するために、彼女は危険な任務に身を投じることとなる――。

 

 世界観がものすごく好みです。図書館を守る司書が、銃を手にして戦争をする。初めて書店で見たときはタイトルに驚きました(笑)
 恋愛要素も入っててちょっと女性向けかな? という印象はありますが、「本の自由を守るために戦う」というコンセプトで、本が好きな人にとっては楽しめる内容だと思います。
 

 

桜坂洋『All You Need is Kill』

(引用:楽天

 

「戦場が僕を必要としているだなんて大それたこと思ってません。僕が戦場を必要としているんです」(桜坂洋『All You Need is Kill』より抜粋)

ストーリー

 地球は、異星人が侵略のために送り込んだ怪物「ギタイ」によって滅亡の危機に瀕していた。惑星を乗っ取るために送られたギタイは、地球に住まう人類を最大の脅威と測定し、人類を根絶すべく世界各国に侵攻を繰り返した。

 その中で、人類は「機動ジャケット」と呼ばれるパワードスーツ型の兵器を開発し、ギタイの侵攻を止めるべく戦争を続けていた。しかし戦局は時が経つにつれて劣勢になりつつあり、ついにはパワードスーツを生産する戦略的重要拠点「日本」への侵攻を許してしまった。

 主人公のキリヤ・ケイジは失恋を切っ掛けに防衛軍に入った初年兵である。しかし、ギタイの日本侵攻によって訓練も満足に終えないうちに激戦区に送られ、初めての戦場に困惑している間に命を落とした。

そして目が覚めると、時間はギタイとの戦争が起こる前にまで巻き戻っていた――。

 

 原作、漫画、映画ぜんぶ見てしまいました。
 だいたい戦争モノって主人公がめちゃくちゃ強い(もしくは頭がいい)場合が多いんですけど、この作品の主人公は新兵並みの実力しかないっていうのが面白いですよね。
 途中から話も難しくなり、正直1回読んだだけで理解するのは難しいです。その分2周目で「あ、ここが伏線になってたんだ」と気づきがあって楽しいです。
 

ミステリー

アガサ・クリスティー『そして誰もいなくなった』

(引用:楽天ブックス

ストーリー

 舞台はイギリスにある小さな孤島。身分も性別もバラバラな10人の男女が集まった。そのうち8人は島の持ち主であるオーエン夫妻からの招待状を携えており、残りの2人は夫妻の召使を名乗り招待客を出迎えた。

 しかし、招待状を送った張本人であるオーエン夫妻は一向に姿を見せない。招待客は不審に思い2人の召使に尋ねると、彼らも僅か1週間前に雇われたばかりで、オーエン夫妻とは一度もあったことが無いと言う。

 そして不安が包む中、招待客の過去の罪を告発する謎の声が屋敷に響いた。この場に集まった10人は全員が殺人の嫌疑を受けている。そう告げられた招待客は、それぞれが自身は無実だと声高に叫び、この島から帰る方法を探し始める。

 だが、島から出る手段を見つける前に招待客の1人である青年が毒殺されたことからすべては始まる――。

 

 クローズド・サークル(外界との連絡手段が断たれた状態)の金字塔とも言われている有名作品ですね。
 最初の青年が死んだ後から物語は急加速していき、まさに「一瞬たりとも目が離せない」展開でした。それでいてラストには論理的な結末が描かれていて、陰惨なサスペンスなのにも関わらず、読了後はさわやかな余韻を感じさせるほど清々しいものでした。
 また、タイトルの「そして誰もいなくなった」という言葉の意味を知った時は、その伏線に思わず声が出てしまいました。

ピエール・ルメートル『悲しみのイレーヌ』

(引用:楽天ブックス

「おれは帰ってきた」(ピエール・ルメートル『悲しみのイレーヌ』)

ストーリー

 事件はパリで起こった。とある若い女性が死体が発見されたことを皮切りに、パリ警視庁のヴェルーヴェン警部は奇怪な連続殺人事件に関わっていくことになる。

 殺人は極めて残虐な手口で行われており、死体が残っている現場には、必ず「おれは帰ってきた」と血で書かれた文章が残っていた。そして、捜査が進むにつれて、過去に起こった未解決事件との関連性が浮かび上がってきた。

 ヴェルーヴェン警部は過去に起こった事件を紐解き、残された資料から犯人の痕跡を探すべく操作を続ける。

 しかし警部は気づいていなかった。犯人の次の標的が警部の妻だということを――。

 

 実はこの作品を読む前に、続編である「その女アレックス」を先に読んでしまったんですよね。なので結末を知りつつ読むネタバレ状態でした。
 しかし、物語自体は非常に楽しめました。犯人を推理するというより犯罪描写の方に力を入れた作品だったので、むしろ犯人が分かった状態の方が面白かったです。
 それと本作にはとんでもないトリックが隠されていて、そこが個人的にツボでした。まあ盤外戦術みたいなもので、「これって意味あるの?」と言われてしまったらそれまでの内容ですが(笑)

まとめ

ということで、サブカル好きなら絶対にハマる小説をまとめてみました。

また面白い小説を見つけたら追記していくので、思い出した時にでも見返してみてください。

もし「これ面白いから追記して!」というご要望があれば、ぜひコメント欄に書き込んでください!

読んでから記事に入れるので、書くのがいつになるかは分かりませんが(笑)

 

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