【画像アリ】rarファイルの開き方(解凍方法)について解説!

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インターネットのアップロードサイト等でファイルをダウンロードした際、ファイル名が「○○.rar」のようになっておりダブルクリックで開けないことがあります。

このrarファイルは「zipファイル」などと同じ圧縮ファイルの一つで、主にインターネットで大容量のファイルをアップロードするときに使われることが多いです。

ただ、PCの標準機能で圧縮・解凍がサポートされているzip形式に比べて、rar形式のファイルは専用のフリーソフトをダウンロードしなければ解凍することが出来ません。

この記事ではそうしたrarファイルの解凍方法について解説を行っていくので、rarファイルが開けなくて困っている方はぜひ参考にしてください!

 

rarファイルとは?

では実際にrarファイルの開き方を説明していく前に、rarファイルについて少し解説をさせていただきます。

この記事をご覧の方はrarファイル自体を始めてみた方も多く「○○.rarのファイルって使っても大丈夫なのかな?」と不安に思われる方も多いと思うので、rarファイルがどんなものか知っていただければ安心できると思います。

rarファイルは、zipと同じ圧縮形式の一つ

まずrarファイルは、大容量のファイルの受渡しを行う際に使用されるファイルの圧縮形式の一つです。

例えば「Aさん→Bさん」に1GBのファイルを渡したいという場合、ファイルをそのまま渡すとサイズが大きすぎて送信や受信に時間が掛かったりして不便です。

その際にファイルの圧縮を行ってあげることで、ファイルの中身はそのままで容量だけ「1GB→300MB」などに削減することが可能なので、ファイルサイズを減らして効率よくファイルの送受信を行えるようになるのが圧縮ファイルのメリットです。

 

圧縮ファイルとしては「zipファイル」などが有名ですが、rarもzipと同じ圧縮形式の一つです。

rarファイルの特徴としては「ファイルを圧縮したときに複数の圧縮ファイルに分割して保存が可能」や「独自のエラーチェック機能を持っており、ファイル破損に強い」などの特徴があります。

バニラ
バニラ

上記のような便利な機能も多いので、単純な利便性だけで言うとzipファイルよりrarファイルのほうが使いやすいケースは多いよ!

rarファイルを開くには専用のソフトが必要

先述したとおりrarファイルはzipファイルよりも利便性は高いですが、欠点として「WindowsやMacなどのOSでは標準機能でサポートされていないので、解凍には専用ソフトが必要」というものがあります。

※Windows11の23H2以降のバージョンだとrarファイルは標準でサポートされるようになりました。ただしWindows10以前や、23H2以前のバージョンだと引き続き専用ソフトが必要です。

 

zip形式のファイルであれば上記の通りPC側で標準対応しているので、特に何か追加の作業をすることなくzipファイルを解凍することが出来ます。ただ、rarファイルの場合は標準機能で取り扱いが出来ないため、rar形式のファイルが解凍できるフリーソフト等をダウンロードしなければファイルの解凍は不可能です。

なお、rarファイルの圧縮・解凍が出来るフリーソフトとしては「WinRAR」や「7-zip」などがあります。なお、前者は圧縮・解凍のどちらもできますが、後者は解凍のみしかできません。

バニラ
バニラ

どのソフトを使ってrarファイルを開くかは好みで良いと思うけど、この記事では「WinRAR」を使って説明するね。

 

なぜzip形式ではなくrar形式が使用されているのか?

上記ではrar形式についての説明をさせていただきましたが、皆さんが感じている疑問として「なんで有名なzip形式じゃなくてrar形式のファイルが使われているの?」ということだと思います。

zip形式ではなくrar形式が使用されている理由として一番大きいのが「rarファイルにはファイルの分割機能があるから」というものです。

特にインターネットのアップロードサイトなどを使用してファイルのやり取りをする場合、アップロードサイトに「1ファイル2GBまで~」などといった仕様があることも多く、そうした場合にzipファイルだと容量制限に引っかかってしまうため使用することが出来ません。

ただ、そうした容量制限がある場合もrarファイルなら圧縮時にファイルの分割が出来るため、例えば上記の場合はrarファイルなら10GBのファイルを「2GB×5個」といったように分割して容量制限を回避することが可能です。

バニラ
バニラ

実際色々なアップロードサイトを見ていると、ファイルのサイズ上限が1~3GBくらいに設定されている所が多いから、ファイルの分割が出来ないzipだとちょっと厳しそうだね。

 

rarファイルの開き方

では、ここまででrarファイルがどんなものなのか大まかに知っていただけたと思います。

なので、ここからは実際に「フリーソフトをダウンロードしてrarファイルを開く方法」について解説を行っていきます。なお、この記事ではrarファイルを解凍できるフリーソフト「WinRAR」を使用して回答する方法をお伝えします。

 

手順① WinRARの公式サイトからソフトをダウンロードする

なお、上記赤枠は、64bit版のWindwosを使用しているPCの場合です。もし32bit版のOSを使用しているなら、赤枠左の「32ビットOS用」と書かれている部分をクリックしてください。

 

手順② 利用規約を読んで「Install」を押す

ちなみに上記画像には「40日間の試用期間中」とありますが、40日経過後も有料版への誘導こそ入りますが、ソフト自体は継続して無料で使用できます。

 

手順③ 画面中の「OK」ボタンを押す

 

手順④ インストールが完了したら「完了」ボタンをクリック

 

手順⑤ rarファイルを右クリックして「ここに解凍」をクリック

上記で解凍したいファイルを選んで「ここに解凍」を選べば解凍が出来ます。あとは展開したフォルダを開いて、中身のファイルに問題が無いか確認しておきましょう。

なお、上記の手順だと「rarファイルが存在する場所に解凍したファイルも保存される」設定ですが、ここを別のフォルダにしたい場合は一つ上の「解凍(A)」から解凍先のフォルダを指定することが可能です。

 

まとめ:rarファイルの開き方(解凍方法)について解説

この記事ではrarファイルの概要や解凍方法について解説を行いました。

rarファイルは主に大容量のファイルをやり取りする際に使用され、zipと違い圧縮したファイルを複数に分割して保存することが出来るため、容量制限などがあるオンラインストレージへのアップロードなどでも非常に使い勝手が良いです。

先述したとおり、rarファイルの解凍を行うには専用のフリーソフトが必要(※Windows11の23H2以降のバージョンでは標準サポートあり)で、「WinRAR」などのフリーソフトをインストールすることでrarファイルを展開することが可能です。

記事内ではWinRARを使用してrarファイルを解凍する方法についても画像付きで解説を行っているので、rarファイルが開けなくて困っている方はぜひ参考にしてください!

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