メールソフトのThunderbirdでは、セキュリティの向上や不具合の修正などを目的に随時ソフトのアップデートが行われています。
通常、セキュリティのためにもソフトは最新バージョンに保つのが最も良い方法ですが、ユーザーの中には「使い慣れた今のバージョンを使い続けたい」と感じる方も居るでしょう。
今回の記事では、そんな方のために「Thunderbirdの自動更新(アップデート)を止める方法」について解説を行っていきます。
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Thunderbirdの自動更新を止める方法
それではここからはThunderbirdの自動更新を止める方法について解説を行っていきます。
ただ、実際のやり方を解説する前に「Thunderbirdでは『Ver.68.0以降』と『Ver.60.9』では自動更新を止める設定のやり方が違う」ことに注意しましょう。
それぞれの詳しいやり方については、両方とも下記で解説を行っていきます。ご自身のThunderbirdのバージョンに合わせたやり方で設定を行ってください。
『Thunderbird Ver.68.0~』で自動更新を止める方法
▼STEP.1 Thunderbirdの右上にあるメニューボタンから「設定」を開く
▼STEP.2 画面を下までスライドして「更新」欄で自動更新を止める
設定画面を開いた後は画面を下にスライドしましょう。すると「更新」という設定項目が出てくるので、その中にある「更新を確認するが、インストールするかどうかを選択する」という所にチェックを入れましょう。
この項目にチェックを入れることで、Thunderbirdが自動的に更新されることはなくなります。ただ、定期的に「更新しますか?」というポップアップ画面が出てくるので「更新しない」を選択する必要があります。
なお、Ver.60.9までのThunderbirdにはポップアップ画面を表示しない選択肢がありましたが、Ver.68.0からは「更新を確認しない」という選択肢を選ぶことが出来なくなりました。
『Thunderbird ~Ver.60.9』で自動更新を止める方法
ここからは旧バージョンのVer.60.9以前のThunderbirdで自動更新を止める方法について解説を行っていきます。下に画像が貼ってありますが、ThunderbirdではVer.68.0でのアップデートを機にデザインが大きく変更されました。
よって「Ver.60.9以前」と「Ver.68.0以降」ではソフトの自動更新を止める設定のやり方が違っています。旧バージョンのThunderbirdを使用している方は下記の解説を見て設定を行ってください。
▼STEP.1 Thunderbirdの右上にあるメニューボタンから「オプション」を開く
▼STEP.2 オプションの「詳細」タブの「更新」から設定を変更する
Ver.60.9以前のThunderbirdでオプションを開くと設定に関するダイアログ画面が表示されるので、上記のように「詳細」タブの「更新」を開きましょう。すると更新方法を選択する画面が出てくると思うので、「更新を確認するが、インストールするかどうかを選択する」か「更新を確認しない」のどちらかを選びましょう。
ちなみにそれぞれの違いについては下記の通りです。
今後アップデートをする予定が無いのであれば、下の「更新を確認しない」を選択すると良いと思います。上の「更新を確認するが……」という項目にチェックを入れた場合、アップデートの確認画面で間違って「YES」を押してアップデートが行われてしまう可能性があります。
まとめ:Thunderbirdの自動更新の停止は自己責任で!
ということで、今回の記事では「Thundebirdの自動更新の停止方法」について解説を行いました。
ただ、記事の冒頭でもお伝えした通り、Thunderbirdのバージョンアップは「セキュリティの向上」や「バグ、不具合の修正」などを目的に行われております。
よって、アップグレードを行わないということは、セキュリティの脆弱性やバグをそのまま残してしまうことになります。繰り返しにはなりますが、Thunderbirdを安全に利用するためにはソフトを最新のバージョンに保つことが一番です。
バージョンの自動更新を止めてはいけないという訳ではありませんが、もし自動更新を止める場合は自己責任で行うようにしましょう。