Thunderbirdで受信したメールを見る際に「メールの字が小さくて見えにくい……」とか「ちょっとこのフォントはダサいからカッコいいのに変えたいなぁ……」みたいなことを感じることがあると思います。
こうしたフォント周りのデザインは、実はThunderbirdの設定を変更することで自分の好きなように変えることができます。例えばフォントの大きさを「20px」に変えてみたり、種類を「游明朝」や「メイリオ」などに変えてみることも可能です。
フォントの設定を変えることで「メールの読みやすさ」が上がったり、「好きなフォントデザインで仕事のモチベーションを上げる」こともできるので、Thunderbird導入後にぜひ設定しておきたい項目の一つだといえます。
この記事では上記のような「Thunderbirdでフォントを変更する方法」について解説を行っていくので、フォントの変更を行いたい方はぜひ参考にしてください。
Thunderbirdで本文と署名のフォント設定を行う
それではここからは、実際にThunderbirdの設定で本文や署名のフォント設定を行う方法を解説します。
画面操作のやり方については下記の画像で説明を行うので、画像を参考にご自身の画面でも設定を行ってみてください。
STEP.1 Thunderbirdを開いてメニューから「設定」をクリックする
STEP.2 設定画面の「フォントと配色」欄の「詳細設定」を開く
なお、この画面でも簡単にフォントの種類とサイズを変更できる欄がありますが、Thunderbirdの仕様なのか、ここで変更しても実際のメールを開くと変更が適用されていないことが偶にあります。
上記画像のように「詳細設定」を開いて設定を行うほうが成功率が高いので、なるべく詳細設定の場所からフォントを変えるのがおすすめです。
STEP.3 フォントの設定画面で使いやすいフォントに変更する
特にこだわりがなければ上記の画像のように「フォントの種類:游明朝」「サイズ:16px」などと設定をしておけば間違いはないでしょう。もし「今のフォントサイズだと見にくいからもう少し大きくしたい」などという場合はフォントサイズを上げたりしても大丈夫なので、自分好みに設定を変更しても問題はありません。
なお、フォントを設定する際はできるだけ「すべてのフォントの種類・サイズを同じ」にしておくとデザインが揃うため見えやすくなります。
例えば「プロポーショナル:明朝体」「等幅:メイリオ」のような設定にしていると、メールのフォントがバラバラになってしまい見え難くなってしまうことがあります。なので、できる限りフォントの種類とサイズは統一しておくのがおすすめです。
これで設定は終わりです。この状態で受信したメールを見てみると、上記で設定した種類のフォントに変更されているはずです。
受信者側の設定が変わるわけではないので注意!
誤解しやすい内容なので追記しておくと、この記事の設定を行っても「自分が送信したメールを受信者が見たときのフォントの設定」は変わらないです。例えば送信者が既定のフォントを「游明朝」に指定してメールを送ったとしても、実際に受信者側で表示されるフォントも「游明朝」になるとは限りません。
その場合、例えば受信者側でも「游明朝」が設定されてあれば游明朝で表示されますが、もし受信者側の既定のフォントが「メイリオ」だった場合はメイリオになってしまいます。
あくまで今回の方法は「自分が受け取ったメールのフォントサイズやフォントの種類を変える」という設定であることを誤解しないようにしてください。
まとめ:Thunderbirdでのフォントサイズ・種類の変更方法
この記事では「Thunderbirdでフォントサイズ・種類の変更を行う方法」について解説をさせていただきました。
Thunderbirdのデフォルト設定ではフォントの大きさ・種類がバラバラになっていることもあり、受信したメールが見づらいことも多いです。
この設定を行えば、受信したメールのフォントサイズ・種類を変更することが出来るので、ぜひ自分が見やすいようにフォントの設定を調整してみてください!