Google Chromeには便利なシークレットモードという機能があります。この機能を使えば閲覧履歴を残さずにインターネットを見ることが出来たりするため、人によっては常にシークレットモードでインターネットを見ているという人も多いでしょう。
ただ、そんなシークレットモードの難点として「一度Chromeを起動しないとシークレットモードを開始できない」という欠点があります。
常日頃からシークレットモードでネットを見ている人にとっては、毎回「Chromeの起動→シークレットモードの起動」を行うのは少々面倒なのではないでしょうか。
この記事では「Google Chromeで常にシークレットモードを起動する方法」について解説を行います。
これから紹介する方法を使うことで、デスクトップやタスクバーのGoogle Chromeのショートカット等から直接シークレットモードを起動することが出来るようになります。
ちなみに僕もこの設定を常にかけてます。シークレットモードだと閉じるとキャッシュが消えるので、サイトのレイアウトを整える時に便利なんです!
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Chromeのシークレットモードを常に起動する方法
それではこれから、常にChromeのシークレットモードを紹介します。
普通ならChromeのシークレットモードを開始するためには「一度Chromeを起動→シークレットモードを起動」という二度手間を踏む必要があります。
ただしこれから紹介する方法を使うことで、デスクトップやタスクバーのGoogle Chromeのショートカット等から直接シークレットモードを起動することが出来るようになります。
Google Chromeでショートカットから直接シークレットモードを起動する設定
- STEP.1 Chromeのショートカットを作成する
- STEP.2 Chromeのショートカットのプロパティを開く
- STEP.3 ”リンク先”の項目の最後に「 –incognito」をコピペする
- STEP.4 ショートカットからChromeを起動するとシークレットモードで開始される
それでは画像付きで説明していくので、実際にどんな操作を行うのか見ていきましょう。
STEP.1 Chromeのショートカットを作成する
まずはデスクトップにGoogle Chromeのショートカットを作成しましょう。
デスクトップにショートカットを作成するには「左下のスタートメニューを開始→Google Chromeをデスクトップまでドラッグ&ドロップする」の操作を行いましょう。
なお、Windows10以外でのショートカットの作成については、このやり方では出来ない可能性があります。パソコンのOSがWindows8以前の場合は、インターネット等でOSのバージョンに応じたショートカットの作成方法を調べてください。
STEP.2 Chromeのショートカットのプロパティを開く
次に「STEP.1」で作成したショートカットから「プロパティ」を開きましょう。
プロパティは「ショートカットを右クリック→プロパティ」を行うことで開けます。
STEP.3 ”リンク先”の項目の最後に「 –incognito」をコピペする
ではGoogle Chromeのプロパティを開くと縦長の画面が出てくると思うので、そこの「リンク先」に記載されている文章の最後に「 –incognito」という文字を付け足しましょう。(最初に半角スペースがあるので注意しましょう!)
なお、ここで入力した文字が間違っていると「〇〇は無効です。パスとファイル名が正しいか確認してください」というメッセージが出てきます。
文章が間違っているとシークレットモードでの起動が出来ないので、コピー&ペーストなどで入力することで間違わないようにすると良いでしょう。
STEP.4 Chromeを起動するとシークレットモードで開始される
STEP.3でショートカットの設定を変えた後は、きちんとシークレットモードが起動するか確認しましょう。
なお、ここで作成したショートカットについては、タスクバー等に移動してもシークレットモードの設定は反映されます。
もしタスクバーでChromeのショートカットを使いたい場合は、ここで作成したショートカットをタスクバーにドラッグしてコピーすると良いでしょう。
動画版
なお、画像で分からなかった方のために動画版も用意しています。
この動画の通信容量は「2.5MB」程度なのでモバイルデータ通信の方も安心してご覧になってください。
まとめ
今回は「ショートカットから直接Chromeのシークレットモードを起動する方法」について紹介させて解説しました。
無事に設定は完了できたでしょうか?
この設定をしておけば毎回「Chromeを起動→シークレットモードを起動」という面倒な手順を取る必要がなくなるので便利だと思います。
シークレットモードを頻繁に使う方は、ぜひ設定をしておくと良いでしょう!