【知らなきゃ損?】日本と海外の「Web Money」の違い

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こんにちは、バニラアイスです。

突然ですが、Web Moneyって便利ですよね。

かなり昔のことになりますが、私もよく音楽やゲームなどをWeb Moneyを使用して購入していました。

クレジットカードを手に入れた今となってはお世話になったあの頃を思い出して手を合わせるだけですが、ネットで使える便利な決済機能として利用したことのある方も多いのではないでしょうか?

今回はそんなWeb Moneyについての記事です。

実は、Web Moneyは日本と海外で全く別のものだということは知っていましたか?

海外のサイトなどでWeb Moneyが使えると表記されていても、実際には使えないことが大半です。

購入してから「やっぱり使えなかった……」なんてことにならないように、日本と海外の違いをしっかりと確認しておきましょう!

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こっちでは使う人が少ないから知られていないけど、海外ではメジャーらしいよ。

Web Moneyって何に使えるの?

先ほどからウェブマネーウェブマネーと連呼していますが、使ったことのない方には何のことやらさっぱり分かりませんよね。

簡単に説明すると、「インターネットで使える、プリペイド(先払い)型の電子マネー」です。

1ポイント=1円でコンビニなどに売られており、それを購入することによって電子マネーとして利用することが出来ます。

プリペイド型なんて聞くと分かりにくいですが、要は図書券や商品券、テレカと似たようなものだと考えてください!

先払いでお金を払うことによって、支払ったお金の分だけインターネットで商品を購入できるという訳です。

 

このWeb Moneyでは様々な商品を買うことが出来ます。

音楽サイトで流行りのアーティストの新曲を購入したり、動画配信サイトで映画も視聴することが出来ます。

他にもゲームをプレイしたり本を読んだりと、Web Moneyと提携しているサービスなら何でも利用することが可能です。

インターネットでは直接お金の取引が出来ないため、お金の代わりになるものと考えてもらっても問題ありません!

 

日本と海外のWeb Moneyの違い

しかし、そんな便利なWeb Moneyですが、1つだけ大きな落とし穴があります。

それは、海外のショッピングサイトなどで表示されているWeb Moneyは日本のものと違うということです。

勘違いされる方も多いのですが、Web Moneyというプリペイドカードが購入できるのは基本的に日本のみです。

海外では購入することは出来ませんし、したがって使用することも殆ど不可能です。

例えば先日記事にした中国のアリババが運営している『Ali Express』という通販サイトで利用できるWeb Moneyは、私たちが思い浮かべるプリペイドタイプの決済サービスではありません。

海外のサイトに記載してあるWeb Moneyと言うのは、日本のコンビニで買えるプリペイドカードではなく、全く他の会社が運営している決済代行サービスのことを指します。

もちろん他の会社が運営しているので、海外のサイトで商品を購入する際、日本のコンビニで買ったWeb Moneyは一切使うことが出来ません。

なにこれ!? Web Moneyで支払が出来るっていうから買ったのに使えないじゃん!」とならないように、しっかりと確認しておくことが大事になります!

 

これから日本と海外のWeb Moneyの違いについて書いていくので、それぞれの違いを見ていきましょう!

 

日本のWeb Moneyについて

 【会社情報】
会社名株式会社ウェブマネー
設立1988年
本社東京都
事業内容電子マネー「Web Money」の発行・販売
サイトhttps://www.webmoney.jp/

 

こちらはお馴染み、日本のWeb Moneyの会社となります。

Web Moneyは英語表記なので間違う方も多いのですが、日本でしか販売されていません。

決して海外で販売されていたのが日本に輸入されてきた、なんて過去は一切ありません。

東京都に本社を構える株式会社ウェブマネーが発行・販売しているのが私たちのよく知るWeb Moneyとなります。

海外では殆ど販売されていないので、外国の方には理解してもらうことは出来ないでしょう。

 

海外のWeb Moneyについて

 【会社情報】
会社名Web Money Transfer(WM Transfer)
設立1998年
本社モスクワ(ロシア)
事業内容決済サービス
サイトhttps://www.wmtransfer.com/

 

こちらが海外で一般的に知られるWeb Moneyですね。

会社名は略してWM Transferと記載されることが多いようです。

1998年にロシアで設立され、事業内容も日本の株式会社ウェブマネーとは少しだけ違います。

株式会社ウェブマネーがプリペイド型のカードを販売しているのに対し、WM Transferは決済手段として利用したり、口座からの送金なども行うことが出来ます。

つまり、オンラインバンクのようなものです。

この「決済手段として利用できる」というのが問題な部分なんです。

取引の決済ができるので、海外の大手ショッピングサイトなどでは「支払方法の1つ」として多くの人に利用されています。

なので知らない方が見たら、「このショッピングサイトWeb Moneyが使えるんだヤッター!」となりかねないという訳です!

 

つまり海外のWeb Moneyは銀行のようなものってこと??

そうなるね。
オンラインで送金とかが出来る便利なシステムってことだね。

使えるWeb Moneyか見分けるためにはどうすればいい?

では、「日本のWeb Money」か「海外のWeb Money」か見分けるためにはどうすればいいのでしょうか?

「海外にもWeb Moneyなるものがある」と知ったところで、それを見分ける方法がなければ意味がありませんよね。

特にこの2つは名前も同じなので、たとえ知っていても判断するのは難しいかもしれません。

 

しかし、この2つの違いを見極めることは、実はそう難しくはありません。

Web Moneyという文字の近くにあるロゴを見るだけで判断できます。

 

日本のWeb Moneyのロゴ

例えば日本の株式会社ウェブマネーのWeb Moneyのロゴは、WとMが合体したものとなっています。

「引用:https://www.webmoney.jp/

 

このようなロゴですね。

カードにも印刷されているので、見覚えのある方も多いのではないでしょうか?

こちらのロゴが付いたものが、日本のWeb Moneyとなり、コンビニなどで購入したプリペイドカードを使用することが出来ます。

 

海外のWeb Moneyのロゴ

反対に海外のWeb Moneyのロゴは、青色の球体となっています。

「引用:https://www.wmtransfer.com/

 

こちらがWM Transferのロゴとなります。

あまり日本では提携している会社も少ないので、見たことがない方も多いのではないでしょうか?

私も調べるまでは全く知らないロゴでした。

 

この通り、日本と海外のWeb Moneyのロゴはかなり違います。

日本のもののロゴが「WとMの組み合わせ」で、海外のものが「青い球体」です。

前者のロゴが入っているものしか、Web Moneyカードは利用できないので注意しましょう!

 

海外のショッピングサイトで商品を購入したいときなどに、「Web Moneyってあるけど、市販のプリペイドカードを使えるの?」なんて思ったら、ロゴで確認してみるのが良いでしょう。

 

 

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